「六本木クラス」料理人りく役・さとうほなみに驚き&絶賛
28日放送の韓国ドラマ「梨泰院クラス」を竹内涼真主演でリメイクするテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜夜9時~)の第4話で「二代目みやべ」の料理人・綾瀬りくの哀しい過去が明かされ、さとうほなみの涙を誘う演技が注目を浴びた(※一部ネタバレあり)。
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チョ・グァンジンのウェブ漫画「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」とパク・ソジュン主演による韓国ドラマ「梨泰院クラス」(2020・Netflix)を原作にした本作。東京・六本木を舞台に、ある事件により人生を狂わされた主人公・宮部新(竹内)が、亡き父に教えられた信念を胸に巨大権力に立ち向かっていくさまを追う。第4話では、新が自身の居酒屋「二代目みやべ」にIQ162のカリスマインフルエンサー・麻宮葵(平手友梨奈)をマネージャーとして迎え入れたことで、店が劇的な変化を遂げるさまが描かれた。葵のセンスや閃きによって店は見違えるように繁盛するも、葵は味に難色を示し、りくをクビにするよう新に迫る。
りくは、生まれた時の身体的性は男性、性自認は女性のトランスジェンダーという設定。4話ではりくが自身がトランスジェンダーであることを仲間に告白。新とりくの工場での出会いが明かされると同時に、りくがそのころ同僚たちに屈辱的な扱いを受けていた事実が浮かび上がった。
とりわけ注目を浴びたのが、葵がスタッフの亮太(中尾明慶)、龍二(鈴鹿央士)と共にクラブに行った時のこと。クラブが初めてだという亮太は葵の指南を受け、ナンパに挑戦するもなんとその相手がりくだった。長い黒髪に体にフィットしたミニドレスをまとったりくは、いつものボーイッシュな雰囲気とガラリと異なり、葵たちは驚愕。ネット上ではその美しさが注目を浴びると共に、さとうがゲスの極み乙女。のドラマー、ほな・いこかでもあることを知り、驚く視聴者も多く見られた。終盤ではりくが新からの思いがけない提案により一念発起し、看板メニューを完成させるため奮闘する姿に「ウルっとなりました」「泣きました」「応援しています」など涙の感想やエールが寄せられていた。
さとうは朝ドラ「まんぷく」(2018~2019※ゲスト出演)や行定勲監督の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2019)などで注目を浴び、中村珍の漫画「羣青」を実写化したNetflix映画『彼女』(2021)では水原希子とダブル主演を務めた。今年も瀬戸康史と共演したR15+恋愛映画『愛なのに』や稲葉友主演の『恋い焦れ歌え』など出演が相次ぎ、2月から3月にかけて上演されたジョン・キャメロン・ミッチェル作・演出の舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」では、関ジャニ∞の丸山隆平演じるドラァグクイーンの恋人にふんした。今後、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シーズン2(12月全世界配信)への出演も決定している。
なお、第4話では秦基博による挿入歌「残影」が初公開された。(編集部・石井百合子)