道枝駿佑との出会いが突破口に!『セカコイ』Pが感じた魅力
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(公開中)で主演を務める道枝駿佑(なにわ男子)の魅力について、本作の岸田一晃プロデューサーが、シネマトゥデイのYouTube配信番組「シネマトゥデイ・ライブ」のインタビューで語った。
『今夜、世界からこの恋が消えても』監督&Pにインタビュー!【動画】
原作は、2019年に電撃小説大賞を受賞した一条岬の同名小説。眠りにつくと記憶を失ってしまう前向性健忘を患ったヒロイン・日野真織(福本莉子)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている神谷透(道枝)の儚くも切ない愛の物語が描かれる。
岸田プロデューサーは、本作のキャスティングについて「なかなか決めることができなかった」と明かす。「まずは脚本をつくろう、物語をつくろうということで走り出していた企画だったので、脚本がある程度固まってきたときに、『待てよ、いまのジェネレーションで誰がこの役をできるのか』」と相当悩んだそうで、「そのあとに僕たちが神谷透を演じることができる男の子(道枝)に出会えたのが、この企画の突破口になった要因です」と振り返る。
透を熱演した道枝について、「カメラの前に立ったときに、イノセントな、艶っぽい、憂いも持っている、と言いますか。光と影をうまく使い、それを内包している」と述べ、「神谷透という人にあったんだな、とピンときた。それでオファーさせていただきました」と起用理由を明かす。
また、「カメラの前に立って絵になる人ってそういないとは思うんですが、彼は当時19歳、その年代でその能力というか特技・特徴を持っている、というのはものすごくよいポイントだと思っている」と道枝のことを絶賛していた。(編集部・梅山富美子)