舞台版『シュレック』ビジュアル公開 シュレック役・spi「最良のものが完成した」
ドリームワークスの人気アニメーション映画『シュレック』を舞台化した「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演から、主人公シュレックと彼をとりまくキャラクターたちのビジュアルが公開された。
『シュレック』は、緑色の怪物シュレックが追放されたおとぎ話の登場人物たちと共に囚われの身となったプリンセスを救出するファンタジック・コメディー。日本語吹き替え版には浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一らが名を連ねた。2008年にブロードウェイで上演されたミュージカル版は大好評を博し、今年日本初上陸が実現。キャストは全てオーディションで選ばれており、spi、福田えり、吉田純也、泉見洋平など演技力と歌唱力を兼ね備えた実力者が起用された。
ビジュアルは主人公シュレック(spi)をはじめ、ドンキー(吉田)、フィオナ(福田)、ファークアード卿(泉見)の姿を捉えたもの。マスク姿で挑むspiは「シュレックのマスク、一体どーすんの? と、難易度の高さはずっと感じていましたが、型取りとか制作過程を見て、スタッフさんと細かく意見を出し合って、最終的に最良のものが完成したなと思います!」と自信たっぷり。「また一つ自分が成長した姿を見せられると思うので楽しみにしていてください」と呼びかけた。
主要キャスト4名のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
spi(シュレック役)
シュレックのマスク、一体どーすんの? と、難易度の高さはずっと感じていましたが、型取りとか制作過程を見て、スタッフさんと細かく意見を出し合って、最終的に最良のものが完成したなと思います! 今日初めてマスクをして歌ったんですが、自分の声って、実は結構頭蓋骨に響いてるんですよ。それを骨伝導とかでバランスを取っていたりするんですけど、マスクの中で自分の声が反響しちゃって。けどそこは稽古を重ねてクリアできると思います。また一つ自分が成長した姿を見せられると思うので楽しみにしていてください。俺自身はマスクをしている自分を見られないので、見られるお客さんが羨ましいです(笑)
子供はゲラゲラ笑って、大人は込められた深いメッセージにちょっと感動してしまうようなミュージカルです。ちびっこ達には、いろんな童話や絵本がある中でシュレックに出会って欲しいなと思ってます。「枠にとらわれなくていいんだよ」っていう人生のヒントになればいいですね。
福田えり(フィオナ役)
「プリンセスの衣裳をまさか自分が着ることになるとは!」と嬉しくて、大興奮しています。夢がかないました(笑)テンションMAXで楽しく撮影させていただきました。こんな綺麗なプリンセスの衣裳で、舞台ではあんなこともこんなことも……どうなるかな自分、と思っています。楽しみにしていてください(笑)
シュレックはじめドンキー、ファークアード卿の皆さんのビジュアルも拝見しましたが、もう、“おもちゃ箱”みたいで最高でした。劇場に来てくれるお子様たちは大喜び間違いなしと思います!
吉田純也(ドンキー役)
人間以外になるのは初めてです。「動物ってこんななの!?!?」と驚きつつ、幼児体形に拍車をかけつつ、楽しく撮影をさせて頂きました。耳と蹄、毛皮と尻尾、これらがあることで思いっきりやれるといいますか、役に没頭できると思います。ドラゴンと戦うシーンでの暑さは危険かもしれません。意外と動きやすいのですが、まずは耳の“車高”に慣れていきたいです(笑)そしてロバの生態を研究していきたいと思います。
ご来場頂くお客様には、誰にも見せたことのない僕の一面を見て頂けると思います!
泉見洋平( ファークアード卿役)
見てのとおり、かなり背が縮みました(笑)
少しの段差も大きく感じたり、目の前に広がる普段の視界との違いに、よちよち歩きの幼き日々を思い出します。覚えてないけど……(笑)
今僕の目の前には、新たな光景が繰り広げられています。この作品には、“外見”よりも“本質”の“大切さ”を伝えるメッセージが込められています。是非あなたの“大切な人”と劇場にいらしてください。新しい視界が広がると思います!
「シュレック・ザ・ミュージカル」トライアウト公演は東京建物Brillia HALLにて8月15日~8月28日まで上演