『すずめの戸締まり』3つのキーワードの正体が明らかに
新海誠監督による新作アニメーション映画『すずめの戸締まり』（11月11日公開）より、すでに特報や予告映像でその姿が登場していた「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」のキャラクターの詳細が明らかになった。
本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語。「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」が、すずめの旅を読み解く4つのキーワードとなる。ヒロイン・岩戸鈴芽（いわとすずめ）の声をオーディションで選ばれた原菜乃華が務める。
「旅の青年」は、災いをもたらす扉を閉めることを使命とする“閉じ師”で名前は宗像草太(むなかたそうた)。扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う様子が予告映像に登場している。すずめの前に突如現れたミステリアスな「白い猫」の名前はダイジン。人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没してはすずめたちを翻弄するキャラクターだ。「小さな椅子」は、すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか動き出すようになった。劇中で重要な役割を果たすであろうキャラクターたちの詳細が明らかになり、どんな活躍をするのか期待が高まる。（今井優）