渡邊圭祐「チェイサーゲーム」実写化で地上波連続ドラマ初主演
ゲーム「NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメット」シリーズ、「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」など数々の人気作の開発を手掛けるゲーム会社・サイバーコネクトツーが制作した漫画「チェイサーゲーム」が、渡邊圭祐主演で実写ドラマ化されることが決定した。渡邊は、今作で地上波連続ドラマ初主演を務める。
本作は、ゲーム開発会社「ダイナミックドリーム」で働く新堂龍也が主人公。中学時代からの夢だったゲームクリエイターとして日々仕事に励むなか、入社9年目にして中間管理職のプレイングマネージャーへ昇進することになる。開発中である新規タイトルのプロジェクトを引き継ぐことになるが、プロジェクトは異例と言えるほどに制作が長期化。不思議に思った龍也が原因を探ると誰かに妨害されていることが判明する。
龍也を演じる渡邊は、「仮面ライダージオウ」で俳優デビュー後、「恋はつづくよどこまでも」「MIU404」「直ちゃんは小学三年生」「やんごとなき一族」など話題作に立て続けに出演している。
渡邊は、「とてつもなくゲーム開発会社のリアルに寄り添っているであろう原作の実写ということで、心は躍りましたが現実味のある物語だからこそワクワクする展開は多くはないかもしれません。ただ、リアリティー溢れる物語な分、たくさんの個性あふれるキャラクターの皆様が彩ってくださっています。そんな同僚に振り回されながら、葛藤して成長していく凡人・龍也をご一緒に見守っていただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。(編集部・梅山富美子)
木ドラ24「チェイサーゲーム」はテレビ東京ほかにて9月8日スタート、毎週木曜深夜0時30分~1時放送
BSテレ東・BSテレ東4Kにて9月13日スタート、毎週火曜深夜0時~0時30分放送
動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京公式サイト、TVer、GYAO!)にて見逃し配信
原作:松山洋コメント
「読むと胃がキリキリと痛くなる」とゲーム業界関係者から言われ続けた本作がついに実写ドラマ化です! ドラマ化にあたって私自身も原作者として脚本家・監督と一緒に何度も打ち合わせを重ねた上で作り上げた(最適化された)脚本になったと思います。(舞台となるゲーム会社の社名はCC社からDD【ダイナミックドリーム】社に変更されていますが、登場人物の名前はそのままです。)また本ドラマ撮影の際のゲーム会社の風景はサイバーコネクトツー東京スタジオが実際に使用されています。なのでかなりそのまんまリアルなゲーム会社の現場の姿が映し出されていることになります。制作スタッフの皆さんと一緒に作り上げてきたドラマがついに放送です。ゲーム業界に対するなんの予備知識がなくてもゼロから楽しめる“お仕事ドラマ”になっていると思いますのでぜひ楽しんでください。「観ると胃が痛くなるゲーム業界お仕事ドラマ」発進です!
監督・脚本・プロデューサー:太田勇(テレビ東京)コメント
とにかく“生々しい”お話です。お仕事モノドラマというと、ある日突然社長になっちゃったり、社内でクーデターが起きたりと、話が大きくなりがちですが、このドラマは真逆です。30歳のちょっと遅れて管理職になった一人の若者が、サボり癖のある年上の部下に手を焼いたり、やる気のない若手社員に悩まされたり、取引先のハラスメントに悪戦苦闘する日々を描いた話です。舞台はエンタメ業界ですが、どの職場でも似たようなことは毎日起こっていると思います。第3話では、トランスジェンダーのインターン生の話をテーマにしていますが、実際のトランスジェンダーの方に演じていただいています。その方に脚本監修にも入っていただき、何度も意見交換をしました。ゲーム業界のリアルに関しては松山社長と何度もミーティングをさせていただきました。全話通じて、リアリティーのある話になっていると思います。主演の渡邊圭祐君は、以前別の現場で一緒になったのですが、キラキラとした見た目とは裏腹にとにかく普通の感覚を持っている方で、ずっと気になる存在でした。主人公・龍也は凡人です。そんな龍也を渡邊君であれば、自分ごとに置き換えて演じてもらえると思い、オファーさせていただきました。