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北村匠海&中川大志がW主演!『スクロール』2023年公開

(C) 橋爪駿輝/講談社 (C) 映画「スクロール」製作委員会

 北村匠海中川大志がダブル主演を務める映画『スクロール』が2023年に公開されることが決定した。原作は“小説を音楽にするユニット”YOASOBIの楽曲「ハルジオン」の原作者でもある橋爪駿輝が2017年に発表した同名のデビュー小説。

【写真】監督は『CUBE 一度入ったら、最後』の清水康彦

 学生時代に友だちだった“僕”とユウスケのもとに、友人の森が自死したという知らせが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに思いをアップすることで何とか自分を保っていた“僕”と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。

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 森の死をきっかけに生きること、愛することを見つめ直す二人に、“僕”の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う“私”と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。

 北村は1997年11月3日生まれ、中川は1998年6月14日の現在24歳で、同じ事務所に所属する。“僕”役の北村は「すごく概念や哲学的な事から、抽象的で感覚的な事まで、このスクロールという一つの作品で作れていると思います。子供の頃から友人の大志と、この作品を背負える事、とても嬉しく思います。様々な目線で見て頂けると嬉しいです」とコメント。

 ユウスケを演じる中川も「北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、沢山の刺激を貰ってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われ無かった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れる事に胸が熱くなりました」と北村との共演を喜んだ。

 監督は『CUBE 一度入ったら、最後』の清水康彦米津玄師あいみょんら人気アーティストのミュージックビデオを手掛ける川上智之が撮影監督を務める。(編集部・中山雄一朗)

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