道枝駿佑、福本莉子が真織でよかった 『セカコイ』大ヒットに感謝
道枝駿佑(なにわ男子)が12日、都内で行われた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の大ヒット御礼舞台あいさつに福本莉子と出席。撮影から今日までの日々を振り返って感謝の言葉を送り合った。
本作は、電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した一条岬の小説を実写映画化したラブストーリー。ある時点からの記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患うヒロイン・真織と、ある秘密を抱えながらも彼女を支える主人公・透が織り成す恋を描く。この日の舞台あいさつでは、原作者の一条から二人へ感謝の気持ちを伝える手紙も読み上げられ、二人は感慨深げな表情を見せた。
同作は公開から「泣ける」と話題になり、一昨日までに動員50万人を記録する大ヒット。道枝は「すごく嬉しいです。みなさんのおかげで、こういった結果が出てすごいなって思います」と感激の表情。自身もプライベートで観に行ったことを明かし、「みなさんに来場してもらえているのがわかって嬉しかった。みなさんのすすり泣きの声を肌で感じれました。実は(なにわ男子の)メンバーの高橋(恭平)も『セカコイ、2回目行ってくる』って。それほどたくさんの方に愛されているんだなって改めて感じました」と感想を述べる。
福本も「めちゃくちゃ嬉しいです。50万人と言われても想像できないです。体験したことがないこと」と感激しきり。「実は私も公開日翌日に観に行きました。満員で、こっそり後ろから見ていたんですけど、一緒に来ていた方も周囲も号泣していて驚きました。ツイッターなどでもたくさん感想をいただいて嬉しいです」と話す。
同作のプロモーションはこの日が最後となる。福本は「今日までたくさんのプロモーション、二人で頑張ってここまでこれたなって思います。撮影現場でも道枝さんの優しさに支えられました。道枝さんしか透は演じられないんじゃないかっていうくらい、ぴったりでした。道枝さんだから信じれました」と道枝に感謝の気持ちを述べる。
道枝も「福本さんが周りでいてくれたので、僕も透として現場にいることができた。記憶のことを毎日気をつけていると聞いて、モチベーションを高めて演技をする姿に刺激をもらえました」と福本をねぎらう。そして「これからもっと素敵な女優さんになられるんだろうなって。福本さんが真織でよかったなって思います」と声をかけていた。(取材・文:名鹿祥史)