真田広之、ブラピの笑顔には「特別なエネルギー感じる」新幹線で熱弁
映画『ブレット・トレイン』(9月1日全国公開)のプロモーションで凱旋帰国を果たした真田広之(61)が23日、東海道新幹線「のぞみ」号で行われたグリーティング・イベントに、主演のブラッド・ピットと登場。撮影現場でよく目にしていたというブラッドの笑顔について、「特別なエネルギーを感じる」と魅力を明かした。イベントには、共演のアーロン・テイラー=ジョンソンとデヴィッド・リーチ監督も出席した。
伊坂幸太郎のベストセラー小説を実写化した『ブレット・トレイン』は、日本の超高速列車に乗り込んだ主人公・レディバグ(ブラッド)が、殺し屋たちと死闘を繰り広げるアクションスリラー。真田は、なにかと“運命”を語りたがる剣の達人・エルダーを演じた。
共演者や監督と新幹線に乗車した真田は、「(みんなと)現場に戻ってきたみたいと話していました。共に作ってきたメンバーと、こうして新幹線でレッドカーペットイベントができることが夢のようです」と感慨深げなコメント。「映画をお見せすることができる日がやってきて、本当に幸せです」と喜んだ。
主演のブラッドは、「真田さんが参加されたことで、(映画に)優雅さが加わり、格が上がった。長年アクション映画のアイコンとして続けてきたこと自体がすばらしいことで、こうして一緒に仕事ができたことが光栄だ」と真田に感謝。「エルダー役には重みのある役者が必要だった。その人が入ってくると場が静まるような、尊敬できる人でなければならない。真田さんが演じたエルダーは、まさに物語の心臓だよ」と続けると、真田は「撮影前に聞かなくてよかったです。プレッシャーが……(笑)」と照れくさそうな表情を浮かべた。
「映画にかける情熱が素晴らしかった」とブラッドの共演を振り返った真田。ブラッドのまぶしい笑顔に注目すると、「カメラのオン・オフにかかわらず、いい雰囲気を醸し出してくれて。優雅で暖かい、機関車のような柔らかいオーラでみんなを引っ張っていく、特殊なエネルギーを感じました」と魅力を語っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)