「UFOロボ グレンダイザー」新プロジェクト始動！永井豪「すごいものを作る」
漫画家・永井豪の手掛けたマジンガーシリーズ第3弾「UFOロボ グレンダイザー」の新プロジェクト「プロジェクトG」の始動が発表された。
1975年から連載された「グレンダイザー」は、永井豪が生んだ「マジンガーZ」「グレートマジンガー」に続くSF活劇。異星人の宇門大介ことデューク・フリードが、巨大ロボット、グレンダイザーに乗って宇宙からの侵略者と戦う姿を描き、同年からテレビアニメも放送。全74話の長期放送でありながら平均視聴率20%超を記録した。その人気は海を渡り、フランスでは「放送されると街から人が消える」と言われるほど国民的な人気を獲得。現在でも多くの人々に愛されている。
「プロジェクトG」の全容は2023年に明かされる予定で、製作総指揮・永井豪のもと、最高峰のスタッフによる新たなコンテンツを制作中。プロジェクトの特別動画には、これまでのグレンダイザーや青写真のようなビジュアルが登場している。
永井は、連載開始から48年を経た新プロジェクトに「すごいものを作ります」と自信のコメント。「もっと早くグレンダイザーのプロジェクトを動かしたかった思いだったが、ようやく動き出せて嬉しい。当時ももっとグレンダイザーを活躍させたいと思っていたので、今度こそグレンダイザーの全てを描けたら良いと思っています。最高のスタッフでグレンダイザーが動き出します。期待していてください」と決意を語っている。
プロジェクト発表と同時に、作中に登場する“円盤獣”と呼ばれるロボット兵器を募集する「円盤獣コンテスト」の開催も決定した。優勝賞金100万円と優勝者が描いた円盤獣が作品に登場するというワールドワイド企画で、世界中からの応募が可能となっている。（編集部・入倉功一）