逮捕&起訴続きのエズラ・ミラー、ワーナーに謝罪 『ザ・フラッシュ』について協議
DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)でフラッシュを演じているエズラ・ミラー(29)が、現地時間24日に米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーを訪問し、自身の問題行動について謝罪したと、The Hollywood Reporter が独占で報じた。
ミラーは今年3月、米・ハワイ州で治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕・起訴されると、その翌月に第2級暴行罪で逮捕。今月上旬には、留守中の一般家庭から酒瓶を盗んだ強盗罪の容疑で起訴されるなど、相次ぐ逮捕・起訴で世間を騒がせていた。ミラーはその後、Varietyを通して「過去の振る舞いで傷つけてしまった、不安にさせてしまった全ての人に謝罪したい」と謝罪コメントを発表している。
The Hollywood Reporter によると、ミラーは担当エージェントと共にワーナーを訪れ、映画部門を統括するマイケル・デ・ルカとパメラ・アブディに対して、自らのトラブルで会社にネガティブな印象を与えてしまったことを謝罪。主演映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』(2023年6月23日全米公開予定)に関して、ミラーの今後の関与も含めた協議が行われたという。同サイトは以前、ワーナーが映画の公開について複数のオプションを検討していると報じており、最悪のケースとして、製作費2億ドルの本作をお蔵入りする可能性も含まれていた。
DC作品は米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの発足後、『バットガール(原題) / Batgirl』のお蔵入りや『シャザム!』『アクアマン』続編の公開延期など、今後の展開について大幅な見直しが行われている。ワーナー/DCは、ディズニー傘下で成功するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を目指すため、“DC版ケヴィン・ファイギ”としてダン・リン(『LEGO(R)ムービー』『アラジン』)の招聘を検討している。(編集部・倉本拓弥)