キャメロン・ディアスが50歳に!女優復帰も決まった現在とは?
キャメロン・ディアスが8月30日に50歳の誕生日を迎えた。『マスク』『メリーに首ったけ』『チャーリーズ・エンジェル』『シュレック』『バニラ・スカイ』『イン・ハー・シューズ』『ホリデイ』など数々の映画に出演してトップ女優に上り詰めるも、2014年のミュージカル映画『ANNIE/アニー』への出演を最後にハリウッドの表舞台から姿を消したキャメロン。今年、女優復帰を発表するまでに彼女は何をしていたのか、あらためて振り返ってみたい。
そもそもキャメロンが女優業から離れた理由は、『マスク』(1994)で映画デビューを果たしてから20年、ノンストップで映画のセットからセットへと飛び回る生活でボロボロになってしまったからだ。2017年にロサンゼルスで行われた Goop Wellness Summit に出席したキャメロンは、「ある時、わたしは一体何者なのかがわからないと思った。それって向き合うのがきついこと。それで自分自身を“完全なもの”にする必要があると感じたの」とプライベートに重きを置くことに決めたと当時を回顧している。
そして2015年1月、キャメロンはロックバンド、グッド・シャーロットのベンジー・マッデンと結婚。40代に入るまで結婚しなかった理由については「わたしの夫とそれまで出会わなかったから」ときっぱり語り、「それまでにも恋人はいたけど、“夫”と“ボーイフレンド”って全く違うの。わたしは人生のパートナーである夫を手に入れた。わたしたちはいろいろな点で違うけれど、同じ価値観を共有している。女性は物として見られがちだけど、わたしの夫は、二人は同等だと感じさせてくれるの」とベンジーとの絆の深さを明かしていた。
こうして静かに愛を育んできた二人の間には、2019年12月に代理母出産で待望の第1子となる娘ラディックスちゃんが誕生。キャメロンは2020年にオーガニックワインのブランド「Avaline」を立ち上げるなど公私共に順調で、今年6月にはNetflixの新作アクションコメディー映画『バック・イン・アクション(原題) / Back in Action』でついに女優復帰を果たすことが発表された。同作では『ANNIE/アニー』のジェイミー・フォックスと再共演することになっており、年内にも撮影がスタートするとみられている。
2019年のInStyle誌のインタビューでは、「わたしは22歳で有名になって……もう25年前になるのね。長い時間よ。わたしは、自分の人生の半分以上を世間に与えたという風に考えている。だから今は自分のために時間を取って、態勢を立て直し、その世界にどのように復帰したいか決めてもいいんじゃないかと思うの」と語っていたキャメロン。その彼女が50歳の節目の年に復帰作として選んだ『バック・イン・アクション(原題)』でどんな姿を見せてくれるのか、否が応でも期待が高まる。ハリウッドでの成功のみならず、幸せなプライベートも自らの手で築き上げた彼女だからこそ、今まで以上の魅力を放っているはずだ。(編集部・市川遥)