中島裕翔、6年ぶり映画主演!マンホールに落ちたハイスぺック男に
Hey! Say! JUMP の中島裕翔が、来年2月公開の映画『#マンホール』(読み:ハッシュタグ・マンホール)で主演を務めることが明らかになった。『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)以来、6年ぶりの映画主演となる。
『ライアーゲーム』『マスカレード・ホテル』シリーズなどを手掛けてきた脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本を基に、『私の男』の熊切和嘉監督がメガホンを取る本作。中島が演じる主人公・川村俊介は勤務先の不動産会社での営業成績はナンバーワン、上司や同僚の信頼も厚く、さらには社長令嬢との結婚も決まり、将来を約束された超がつくほどのハイスペック男。しかし、結婚式前夜のサプライズパーティーの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまう。
手元にあるのはスマホだけ。しかもGPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。タイムリミットの夜明けが迫る中、唯一通話できた元カノと、SNSでアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼び掛けるが、事態は予想外の展開に向かう。
4月下旬に本作の撮影を終えた中島は「雨に濡れたり、泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です」とコメント。さらに「国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!」と自信をのぞかせた。
熊切監督の印象については「すごい方というイメージがあったので最初は緊張していたのですが、すごく気さくにしゃべってくださる明るい方。笑顔で『今のよかったよ!!』と現場で1番楽しそうに撮っている純粋な様子がちょっと怖くもあり、こういう人だからこそ狂気に満ち溢れたものを作れるんだなと思いました」と初タッグを振り返った。
熊切監督もそんな中島に対して「とにかく身体能力が高い! 今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)」と太鼓判を押した。二人のコメントは以下の通り。
中島裕翔 コメント
3週間強の撮影期間だったのですが、もっと長い間撮影していたのではないかというくらい濃い内容でしたので、本当にそれが終わったんだなという実感があります。雨に濡れたり泥や泡にまみれたりと想像以上に大変なことがたくさんありましたが、熊切監督作品の歴史に残る映画に参加できて光栄です。
国内外問わず類をみない、とてもクレイジーな映画が出来上がりました。没入感をもって見て頂けるような作品になっていると思いますので、皆さんもこの映画を見てちょっと息苦しくなってほしいなと思います。見ている人を1度、2度、3度、もっとたくさん驚かせたいと思います!
熊切和嘉監督 コメント
今回自分のなかでもここまでのジャンル映画というのは初なのですが、中島君が緊迫感を肉体で上手に表現してくれました。2人で演技プランをディスカッションしていくなかで、僕が思っていた以上に中島君のいつもとは違った面が出てくるのも面白かったです(笑)。
本当に難儀な台本ではありましたが、スタッフみんなが徹底的にやってくれたことと、
中島君が最後まで信じ切って演じてくれたことで、マンホールという狭い空間の中でとても大きな画を描けたような気がしてます。これから仕上げと編集も徹底的にやって、面白い映画に仕上げようと思いますので楽しみにしていてください。
(編集部・中山雄一朗)