生田斗真主演『湯道』特報公開!新キャストに小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝
生田斗真が、アカデミー賞外国語映画賞受賞作『おくりびと』の小山薫堂の企画・脚本のもと主演を務めた映画『湯道』(2023年2月23日公開)から初の本編映像となる特報が公開。併せて、新キャストして小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝の出演も発表された。
本作は、小山薫堂が2015年に提唱し、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める「湯道」を、『HERO』『マスカレード・ナイト』などの鈴木雅之監督が映画化。生田斗真が、実家の銭湯「まるきん温泉」から飛び出すも、うだつが上がらず舞い戻ってきた主人公・三浦史朗に、濱田岳がそんな兄と犬猿の仲である弟の三浦悟朗に、橋本環奈が「まるきん温泉」の看板娘・秋山いづみに。銭湯に通う個性豊かな常連客に、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明らがふんする。
新たに決定したキャストは、湯の道に魅せられた人々。お風呂が唯一の趣味で、「入浴、お風呂について深く顧みる」精神を継承する「湯道会館」で家元から湯の作法と素晴らしさを学ぶ定年間近の郵便局員・横山正に、小日向文世。退職金で自宅に檜風呂を作ることを夢見ている。そんな横山の退職金で自らの卒業旅行を計画する横山家の次女・舞香に生見愛瑠。440年以上の歴史を持つ「湯道」の第十六代家元・二之湯薫明に名バイプレイヤーの角野卓造。その内弟子・梶斎秋に窪田正孝。
特報は、お風呂が沸いたときの“おなじみの音楽”で始まる。「熱っ!」と湯舟から飛び出したかと思えば、兄弟喧嘩を始める史朗(生田)と悟朗(濱田)。銭湯「まるきん温泉」の開店準備をするいづみ(橋本)、自宅の風呂で涙する横山(小日向)、ワイングラスで湯を汲む温泉評論家・太田(吉田)、湯舟にしっかり浸かる湯道家元の内弟子・梶(窪田)ら、湯を愛する一癖も二癖もある登場人物たちの日常がユーモラスに映し出される。
さらに、温泉でよく見かける光景の湯に浸かる猿や、厚切りジェイソン演じるアドリアンの笑撃的な姿も。銭湯、温泉、五右衛門風呂と多種多様な風呂も登場し、「湯道」の深淵な世界観を物語っている。(編集部・石井百合子)