尾野真千子、「すべて忘れてしまうから」で失踪した恋人Fに
阿部寛が主演を務めるディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」(9月14日独占配信開始)より、これまで隠されてきた最重要キャストが尾野真千子であることが発表された。
燃え殻による同名エッセイが原作となる本作は、何気ない日常の中で紡がれる東京という街で暮らす人たちの姿を描いた、大人のためのミステリアスでビタースイートなラブストーリー。ある日、ミステリー作家Mは5年間付き合った恋人Fとケンカし、その後失踪したFを探し始める。しかし、周囲から語られるFはMの知る彼女とは全く異なるもので、次第にFの秘密があきらかになっていく……。阿部がMを演じるほか、Chara、宮藤官九郎、大島優子 、酒井美紀 、渡辺大知、青木柚、鳴海唯、見栄晴、渡辺いっけいらが共演する。
尾野が演じるのは、物語の重要なカギを握る失踪した恋人のF。阿部と尾野は『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016)以来、6年ぶり2度目の共演となる。尾野は自身が演じた謎めいたキャラクターについて「自分に似ているとは思いません。でも、謎めいていて、不思議な行動をする人と思いきや、なんだか、その気持ちがわかるような、近くにこういう人いる、もしかしたら、私も“F”に近いのかもと思えるような人なんです」とコメントした。
あわせて公開された最新の予告映像には、Fの姿が収められているほか、Fが8,000万円の遺産を手にしたことも明らかになっている。さらに、Fの思いつめたような表情や、かみ合わないMとF、それぞれの視点で描かれた新ビジュアルも公開された。(今井優)