「今際の国のアリス」山崎賢人は渋谷で車爆走、土屋太鳳は本番でジャンプ!シーズン2の見どころ語る
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2でダブル主演を務める山崎賢人と土屋太鳳が、25日開催のNetflixのグローバルファンイベント「TUDUM Japan」に登壇(山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)。
本作は、2020年12月に配信されたサバイバルドラマ「今際の国のアリス」の続編。生きる意味を見失っていたアリス(山崎)やウサギ(土屋)たちが、元の世界に戻ることを希望として、命懸けの“げぇむ”に挑むさまを描く。シーズン1は70か国以上でトップ10入りし、38の言語で配信された。シーズン2では、山崎、土屋のほか、村上虹郎、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、渡辺佑太朗、阿部力、青柳翔、仲里依紗が続投。新たに、山下智久、恒松祐里、磯村勇斗、井之脇海、毎熊克哉、さとうほなみが参加する。
ステージに登壇した山崎は「今日はこのようなイベントで、世界中の人が見てくださっているということで。本当に世界に誇れる作品だと思うのでうれしいです」とあいさつ。土屋も「コロナ禍で配信された作品ですが、ウサギとして皆さんにお会いできてうれしいです」と感激の面持ち。
シーズン2での役どころについて司会に問われると、山崎はアリスがかなりの成長を遂げると強調。「シーズン1のラストで仲里依紗さん演じるミラからセカンドステージに行くことを告げられ新たな戦いに挑んでいく。これまで頭脳戦が得意だったアリスが、肉体を使ってウサギや仲間たちと生きる意味を探していく。そして今際の国という場所は何なのかという答えを探しながら生きていく……という感じです」と紹介した。一方、ウサギに関しても新たな一面がみられるといい、土屋は「前シーズンではクライマーなのでサバイバル技術、身体能力でアリスを引っ張っていくこともあったんですけど、2は尊敬している父を追い詰めた元の世界に対しての葛藤が出てきます。できることには前向きで、アリスや仲間たちに思いはあるんですけど、元の世界に戻ることに迷いがある。そういった迷いだったり自分をどう乗り越えていくのか、観ていただけたら」と語った。
シーズン2には植物化した東京が登場。司会より「最新技術がすごいことになっている」と紹介されると、山崎は「今まで日本で観たことがないようなことがやれていてうれしいです。VFXもすごいんですけど荒廃した渋谷を表すために現場にも植物がリアルに植えられていて、109の看板が落ちていたり、細かいところまで再現されている。初めて入った時びっくりしました」と作品のスケールを実感。土屋は「前までは誰もいない渋谷だったけど、今度は草が生えていて妙にリアルといいますか。地球とは違う生物が生息しているんじゃないかと不気味な生命力を感じさせる」と紹介しつつ、アクションができるように柔らかい床にしてくれていて、技術と愛情の両方あるセットでした」とスタッフに感謝していた。
記憶に残っているシーンについては、山崎は渋谷でのカーチェイスをピックアップ。「見慣れている渋谷の街を、車が爆走するというのはなかなか見られないと思います。撮影しているときもすごいことやっているなと思いながら楽しく撮影させてもらっていました。あとは渋谷での銃撃戦。なかなかすごい映像になっているんじゃないかと思います」と自信を見せていた。
土屋は「記憶に残っているシーンってネタバレになるので言いづらいのですが」と前置きしつつ、コンテナでのアクションシーンに言及。「コンテナでわたしが大ジャンプをするところがあるんですけど、テストがなくて本番でワイヤーをつけて飛んだのでかなりの緊迫感がありました。日頃からトレーニングは欠かさずにやっていましたし、山下さんがトレーニング器具を導入してくれていたので使わせてもらっていました」と貴重な体験を振り返っていた。
なお、イベント前には仲里依紗、山下智久との5ショットのインタビュー映像も紹介。山崎は先輩の山下に「生きざまが役とリンクしている」「重みがすごい」と圧倒された様子。土屋は仲について「眼が怖い。本当に催眠術にかかりそう」と大量のセリフをこなしつつの迫力あふれる演技に感じ入った様子だった。
最後に、本作の配信スタート日が12月22日となることを山崎が発表した。(編集部・石井百合子)
Netflixシリーズ「今際の国のアリス: シーズン2」は12月22日より全世界独占配信
【お詫びと訂正】初出時に一部事実誤認があったためお詫びして訂正いたします。