マーベル新作『ブレイド』監督、撮影開始直前に降板
マーベル・スタジオがマハーシャラ・アリ主演で人気ヒーローを再映画化する『ブレイド(原題) / Blade』から、メガホンを取る予定だったバッサム・タリク監督が降板した。The Hollywood Reporter が独占で報じた。
本作の主人公ブレイドは、人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイア・ハンター。過去にはウェズリー・スナイプス主演で3本の映画が製作されており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のもと新たな物語がつづられる。
同サイトによると、降板はタリク監督のスケジュールが理由だという。撮影は今年11月から米・アトランタ州で予定されており、クランクインの約1か月前に監督を失うこととなってしまった。マーベル・スタジオは「製作スケジュールの変更によって、バッサムは『ブレイド』の監督を降りますが、引き続きエグゼクティブ・プロデューサーとして携わります」と声明を発表。バッサム監督も「マーベルの素晴らしい方々と仕事ができて光栄でした。私たちは、最高のキャストとクルーを集めることができました。後任の監督が映画をどのように導くのか楽しみです」とコメントしている。
MCUフェーズ5にラインナップされている『ブレイド(原題)』は2023年11月3日に全米公開。マーベルは急ピッチで後任探しを行う予定で、監督降板による公開スケジュールの変更は、現時点では報じられていない。(編集部・倉本拓弥)