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米倉涼子、ミュージカル「シカゴ」降板 急性腰痛症等でドクターストップ 激痛改善されず

ミュージカル「シカゴ」降板を発表した米倉涼子(2022年1月撮影)
ミュージカル「シカゴ」降板を発表した米倉涼子(2022年1月撮影)

 女優の米倉涼子が、11月から出演予定だったブロードウェイミュージカル「CHICAGO」(シカゴ)のブロードウェイ公演、並びに来日公演を降板するとオフィシャルサイトで発表された。「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」によりドクターストップがかかった。

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 米倉は、降板発表に伴うコメント内で「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音です」と告白。医師からは「身体的負荷の高い舞台出演は難しい」との診断が下ったと説明した。

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 「それでもCHICAGOという夢の舞台の25周年記念公演、何としても出演したくて出来る限りのトレーニングと治療を日々頑張ってきたのですが、観てくださる方の心を揺さぶるコンディションには到底値しておらず、この度の苦渋の決断が大変悔しく、本当に残念です」とくやしさをにじませた米倉は、公演を待っていた観客やスタッフに謝罪。本人にとっても今回は、日本人女優初となる4度目のブロードウェイ主演にして、自身のブロードウェイデビュー10周年を飾る公演だった。

 公演について主催側は「引き続きブロードウェイ25周年記念トリビュート、CHICAGOオールスターズ・カンパニーとして、ロンドン・ウエストエンドのキャストを中心に世界ツアーを続ける実力派メンバーでお届けいたします」と発表。

 米倉は「私は志半ばで止む無く降板しますが、この作品はコロナ禍も越えて、アメリカのミュージカルとしてはBroadwayで最長上演記録を更新しています。その記念すべき公演を是非お楽しみ頂きたいですし、公演の成功を祈っています」とエールを送り「私自身は、この作品での次なる挑戦に向かってゆっくりまた歩きだしていきたいと思います」とつづっている。(西村重人)

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