山田涼介「これは攻めたな」主演ドラマに自信!
山田涼介(Hey! Say! JUMP)が5日、フジテレビで行われた主演ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の会見に、ヒロイン役の川栄李奈と共に出席した。本作の原作を読んでいたという山田は撮影前「地上波でどこまでできるんだろう」という疑問を持っていたというが「これは攻めたな」という作品に仕上がったことに胸を張っていた。
本作は、「ヤングマガジン」、WEBコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載された原作・井龍一、漫画・伊藤翔太の人気コミックをドラマ化したもの。連続殺人犯を父親に持つ大学生の浦島エイジ(山田)が、ある日、自らが二重人格であることに気付き、もう一人の自分が殺人を犯しているかもしれないと不安にかられ、事実を究明しようと奔走する姿を描く。
作品のオファーを受ける前から原作コミックを読んでいたという山田は「まさか自分にオファーが来るとは思っていませんでした」と驚くと「かなり過激な原作で、どこまで民放のドラマで表現できるのか」と疑問もあったという。しかし実際にできあがった作品を観た山田は「これはだいぶ攻めたな……」と感想を述べると「いまの時代にこういうドラマをやることに意義があると思います」とアピールした。
「攻めている」と表現した山田。この言葉通り、劇中にはかなり過激なシーンも登場するという。山田自身も拷問を受けるシーンなどもあるようで「二重人格の役ということで、精神的にも大変なのですが『嘘でしょ?』というような怖いシーンもあるんです。かなり体に負担がかかることもあり、いままで味わったことがない経験をしています」と撮影現場について触れる。
そんな山田をそばで見ていた川栄は「本当に毎日山田さんはあざをつくりながら頑張っています。そんな姿を見て『わたしも負けないように』と気合を入れています」と意気込むと「朝ドラ(「カムカムエヴリバディ」)のあと最初の連続ドラマなのですが、山田さんを見ていると、セリフ量の多さや、朝から晩までの撮影、しかも拷問シーンもハードで、朝ドラのヒロインと同じぐらい大変だと思います。近くで学ばせてもらっています」と語っていた。
川栄の言葉に山田は「多分僕に朝ドラのヒロインのオファーが来ると思います」とあえて“ヒロイン”という言葉を強調して報道陣を笑わせると「原作を知らない方は絶対予測できない展開が1話から続きます。考察しながら楽しんでください」とメッセージを送っていた。(磯部正和)