『ワンピース』9週連続首位で独走 興収162億突破
映画週末興行成績
10月1日、2日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『ONE PIECE FILM RED』が9週連続1位となった。新作では相葉雅紀が『リング』の中田秀夫監督と組んだホラー『“それ”がいる森』が4位、『舞妓 Haaaan!!!』の阿部サダヲ主演・水田伸生監督コンビによる『アイ・アム まきもと』が6位のスタートとなった。
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首位を独走中の『ONE PIECE FILM RED』は、土日2日間で観客動員27万3,000人、興行収入3億4,200万円、累計成績は動員1,169万人、興収162億4,700万円を記録。10月1日より第5弾入場者プレゼント「FILM REDメモリアルカード」(全国50万枚限定)の配布が開始された。
2位を、『沈黙のパレード』が3週連続キープし、2日間で動員16万5,000人、興収2億1,400万円。累計では動員が142万人を突破し、興収は20億円に迫る。3位は、前週と同じく3位で初登場した『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』。2日間で動員11万人、興収1億2,600万円を記録。累計は動員46万人、興収5億円を突破した。
初登場4位の『“それ”がいる森』は、不可解な現象が多発する森を舞台に、農業を営む田中淳一(相葉雅紀)、東京から訪ねてきた息子の一也(上原剣心)らの恐怖体験を描く物語。土日2日間で動員9万9,000人、興収1億2,400万円。初日から3日間では動員12万9,000人、興収1億6,500万円となっている。初登場6位の『アイ・アム まきもと』は、2015年に公開されたウベルト・パゾリーニ監督の『おみおくりの作法』が原作。とある市役所で人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本壮(阿部サダヲ)の奮闘を描く。共演に満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平ら。
公開19週目を迎えてもなおトップ10内を維持している『トップガン マーヴェリック』は累計興収は130億円を突破し、動員810万人目前となっている。
今週は、木村文乃主演のテレビ朝日系ドラマの劇場版『七人の秘書 THE MOVIE』、日本で毎年数万人規模で届け出がされる行方不明者を題材にした田中裕子主演のドラマ『千夜、一夜』、ニコラス・ケイジ演じるブタを盗まれた男を主人公にした『PIG/ピッグ』、TikTokで話題を呼んだ乙野四方字の小説を原作にしたアニメーション『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』、バラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」の舞台をスクリーンで上映する劇場版『チコちゃんに叱られる!on STAGE ~そのとき歴史はチコっと動いた!~』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2022年10月1日~10月2日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『ONE PIECE FILM RED』:9週目
2(2)『沈黙のパレード』:3週目
3(3)『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』:2週目
4(初)『“それ”がいる森』:1週目
5(8)『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』:5週目
6(初)『アイ・アム まきもと』:1週目
7(5)『トップガン マーヴェリック』:19週目
8(4)『ヘルドッグス』:3週目
9(6)『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』:4週目
10(9)『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』:2週目