石田ゆり子、30周年フランス映画祭フェスティバル・ミューズに決定
女優の石田ゆり子が、12月1日から横浜で開催される「フランス映画祭2022 横浜」のフェスティバル・ミューズに決定した。開催30周年の記念回となり、石田も「フランス映画祭は、今回で30周年になると伺っています。そんな節目の年に呼んでいただき、たいへん光栄であると共に、深い幸せを感じております」と喜びのコメントを寄せている。
1993年に始まり、30回目を迎えるフランス映画祭。今年は12月1日から4日まで開催され、記念回にふさわしく、例年以上の華やかさを演出していく予定。昨年も、一昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響でかなわなかった、フランス人俳優・監督らの来日も実現に向けて調整中だという。映画祭のキービジュアルは、30周年を記念して、映画祭のシンボルであるレッドカーペットや月桂樹をあしらったデザインが採用された。
記念すべき節目の年にフェスティバル・ミューズを務める石田は「フランスは私にとって心から憧れ、敬愛する国です。芸術、文化、暮らし、全てにおいて、私を惹きつけてやまない国です。そしてフランスの皆様も、日本の文化をとても愛して下さっていることをフランスを訪れるたびに感じています。映画は、人と人を繋ぐ幸せな芸術です。その架け橋のひとかけらになるべく私も日々精進したいと思います。12月を楽しみにしております」とコメント。日仏の架け橋として、記者会見やオープニングセレモニーに登壇し、映画祭を華やかに彩る予定となっている。
昨年は、オープニング作品としてセリーヌ・ディオンの伝記的映画『ヴォイス・オブ・ラブ』を上映したのを皮切りに、日本未公開作品を含めた11作品を上映。今年もフランス映画最新作の上映に加え、3回目の実施となるドライブインシアターも、電気自動車(EV)だけを集めたイベントとして実施を予定している。
映画祭を主催するユニフランス会長のセルジュ・トゥビアナは「今年はフランス映画祭30周年という記念すべき節目の年、フランス映画の監督や俳優など関係者が横浜に颯爽と戻ってまいります。12月1日から4日まで、フランス映画の最高の作品群を日本の観客にお観せできることを心待ちにしております。そしてこの機会にフランスと日本を結ぶ貴重な友情関係を祝うことができるのを心から楽しみにしております」とコメントしている。(編集部・入倉功一)
「フランス映画祭2022 横浜」は12月1日(木)~12月4日(日) みなとみらい21地区を中心に開催