「ウォーキング・デッド」12年の歴史に幕…完結話の衝撃タイトル判明
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」完結話となるファイナル・シーズン(シーズン11)第24話のタイトルが、「Rest in Peace」(訳:安らかに眠れ)であることが米AMC局より発表され、全米放送前からファンの間で「不穏すぎる」と話題になっている。
2010年に放送がスタートした「ウォーキング・デッド」は、10月3日よりディズニープラスのスターで配信開始となったファイナル・シーズン最終章(全8話)をもって、12年の歴史に幕を閉じる。同シーズンは各8話x3パート(パート1:第1話~第8話、パート2:第9話~第16話、パート3:第17話~第24話)で構成されており、シリーズが完結する第24話は、現地時間11月20日に全米放送される。
過去10シーズンでは、主役級のキャラクターが容赦なく死亡したり、目を背けたくなる最期を遂げるなど、衝撃的な展開が何度も描かれており、最終話でもやはりキャラクターの死を連想させるタイトル「Rest in Peace」が付けられた。また、このタイトルは原作コミック最終巻と同じであり、ラストで衝撃的な展開を迎えた原作へのオマージュではないかという推測も飛び交っている。
最終回の監督を務めたグレッグ・ニコテロは、「私の心と魂を注いだ」とEmpireに撮影当時の心境を明かしており、「(ダリル役の)ノーマン・リーダスに『もしこれが成功したら、自分は何だって監督できる』と伝えた。『スター・ウォーズ』だって監督できる」と自信をのぞかせた。
メインシリーズは終了するが、AMCは「ウォーキング・デッド」のユニバース化を進めている。2023年には、ノーマン・リーダス演じるダリルのスピンオフシリーズ、マギー(ローレン・コーハン)とニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が主人公となる「アイル・オブ・ザ・デッド(原題) / Isle of the Dead」、リック役のアンドリュー・リンカーンとミショーン役のダナイ・グリラが復帰する新シリーズが控えている。(編集部・倉本拓弥)