鈴木亮平、アジアコンテンツアワードのベストアクター賞を受賞!
鈴木亮平が、7日に釜山国際映画祭関連イベントとして開催された「第4回アジアコンテンツアワード」にて、ドラマ「TOKYO EMR~走る緊急救命室~」での喜多見幸太役の演技が評価され、ベストアクター賞を受賞した。ほか、横浜流星がニューカマー賞、芸能事務所・ケイダッシュの川村龍夫会長が生涯功労賞、ベストアジアアニメーション賞を『地球外少年少女』が受賞するなど、日本人、日本作品受賞ラッシュの年となった。
【画像】鈴木亮平、NiziU、パク・ウンビンらが登場!レッドカーペットの様子
アジアコンテンツアワードは、韓国のみならずアジア全域の優れたテレビ・OTT(オンライン動画サービス)、オンラインコンテンツを表彰することを目的に2019年に新設された。過去2回は新型コロナの影響により無観客で開催されたが、今回は3年ぶりに有観客で開催され、会場となった釜山フィルムセンター野外劇場を多くの観客が詰め尽くした。
鈴木は名前を呼ばれて登壇すると、やや上気した表情で「過去2年間、わたしたちはつらい時期を過ごし、日本をはじめとする世界中の医療従事者の皆様は大変な思いをしながら、今もパンデミックと戦っています。そのような医療従事者の皆様にエールを送りたくて、このドラマを制作しました」とドラマに込めた思いを語った。
また、この夏、世界中で“ウ・ヨンウシンドローム”を巻き起こした「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンが、鈴木と共にベストアクター賞を受賞したほか、本作はアワードの最高賞であるベストアジアコンテンツ賞を受賞した。
パク・ウンビンは韓国だけでなく、Netflixを通じて世界中の視聴者を魅了した自閉スペクトラム症の弁護士ウ・ヨンウ役での演技が評価された。パク・ウンビンは「ウ・ヨンウ弁護士のお陰でわたしが賞をいただきました。寒い冬から熱い夏まで一緒に過ごしたスタッフがいてくれたから、笑いながら最後まで撮影できました。ウ・ヨンウと過ごした時間はわたしにとってかけがえのないものです。よいコンテンツを作るために努力する女優になりたい」と自身の抱負を語った。
同作でベストアジアコンテンツ賞の受賞の弁を述べた演出のユ・インシク監督は、「ドラマを愛してくれた視聴者の皆さんに感謝いたします。春の日の暖かい日差しのようなウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンに魅了されたおかげ」だと彼女への賛辞を惜しまなかった。
また、同じくNetflixで配信され、こちらも世界中でブームを起こした「イカゲーム」からは主人公ソン・ギフンの幼なじみのチョ・サンウ役のパク・ヘスが助演俳優賞を受賞。「わたしの努力以上の運があるような気がします。わたしがしてきたことよりも多くの栄光を得ていると、いつも思うんです。わたしを輝かせてこの場に立たせてくれたファン・ドンヒョク監督をはじめ、イカゲームの仲間たちに感謝します」とドラマの制作チームに思いを馳せていた。(取材・撮影・文:土田真樹)
釜山国際映画祭は10月14日まで開催