『ブラックパンサー』続編、設定は主人公の死から1年後…米ディズニー発表
映画『ブラックパンサー』の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(11月11日日米同時公開)では、主人公ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が死亡してから1年後の世界が描かれることが明らかになった。
前作主演のチャドウィックさんは2020年に大腸がんで亡くなっており、マーベル・スタジオは代役を立てずに続編を製作。Screen Rant によると米ディズニーが発表したプレス資料では「(ワカンダの女王)ラモンダは、ティ・チャラの死から1年が経過しても、(妹)シュリの傷は癒えていないことに気づく」と説明されており、街やテクノロジーから離れ、悲しみの儀式を行うワカンダ国民のもとに、海底帝国からネイモア(テノッチ・ウエルタ)が現れるという。
ティ・チャラがMCU実写映画で最後に活躍したのは、アベンジャーズとサノスとの最終決戦が描かれた『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)だった。その後、彼がいつ・どのようにして亡くなったのかは謎に包まれたまま。続編では、ティ・チャラの死の真相についても言及されることになるのだろうか。
前作に引き続きライアン・クーグラー監督がメガホンを取る続編は、レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセットら主要キャストが続投。“2代目アイアンマン”候補としても期待される、アイアンハート/リリ・ウィリアムズをドミニク・ソーンが演じる。(編集部・倉本拓弥)