『ハリー・ポッター』キャスト、ハグリッド役ロビー・コルトレーンさんを追悼

　映画『ハリー・ポッター』シリーズでハグリッドを演じたロビー・コルトレーンさんが現地時間14日に亡くなったことを受け、主演のダニエル・ラドクリフさんをはじめとする主要キャストが、追悼コメントを発表した。

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　主人公ハリー・ポッターを演じたラドクリフさんは、海外メディア宛の声明で「ロビーは僕が出会った中で最も気さくな方の一人。幼い頃、映画のセットでよく笑わせてくれました。特に印象的な思い出は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でのこと。豪雨でハグリッドの小屋に何時間も待機していた時、モチベーションを保てるようにお話を聞かせてくれたり、ジョークを言ったりしてくれました。彼と仕事ができたこと、とても幸運に思います。彼が旅立ってしまい、とても悲しいです。彼は素晴らしい俳優であり、愛される方でした」と追悼している。

　ハーマイオニー役のエマ・ワトソンさんは、Instagramのストーリーを更新。「ロビーは出会った中で一番面白い叔父さんのような存在。幼少期から大人になった私の面倒を見てくれたり、温かく接してくれました」と振り返り、「あなたの優しさ、ニックネーム、温かさ、笑い声、ハグが恋しいです。あなたは私たちを家族にしてくれた。ハグリッドより素晴らしい存在はいません」と思いをつづった。

　ハリーのライバルであるドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンさんは、幼少期時代に撮影した写真をInstagramに投稿。「『ハリー・ポッター』の撮影で一番印象に残っているのは、1作目に登場した禁じられた森でのこと。僕は当時12歳。ロビーは僕や周りのみんなのことをさりげなく気にかけてくれて、笑わせてくれました。スクリーンでは親愛なる巨人ですが、現実でも同じです。大好きだよ、ありがとう」と撮影を振り返りながら、故人を偲んだ。

　ロンの兄で双子のウィーズリー兄弟役を務めたオリヴァー・フェルプスさんとジェームズ・フェルプスさんはTwitterを更新し、「何十年かけて、僕たちは歴史や旅についてたくさん話しましたね。ロビー、安らかに」（オリヴァーさん）、「日陰でいろんなことを話したこと、そして2000年9月の撮影初日、緊張していた当時14歳だった僕のもとに来て『楽しめ！お前は大丈夫だ』と言ってくれたこと、絶対に忘れません。ありがとう」（ジェームズさん）とそれぞれ感謝の言葉を送っている。

　このほか、ボニー・ライトさん（ジニー・ウィーズリー役）、マシュー・ルイスさん（ネビル・ロングボトム役）、デヴィッド・シューリスさん（リーマス・ルーピン先生役）もSNSでコルトレーンさんを追悼。ハリー・ポッター魔法ワールド公式Twitterも「『ハリー・ポッター』シリーズを通して、ハグリッド役を演じた俳優ロビー・コルトレーンさんがご逝去されました。生前のご活躍に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを発表した。（編集部・倉本拓弥）