『ナイブズ・アウト』ダニエル・クレイグ演じる名探偵は性的マイノリティ
映画『ナイブズ・アウト』シリーズでダニエル・クレイグが演じている名探偵ブノワ・ブランはクィア(性的マイノリティを指す言葉)だと、監督のライアン・ジョンソンがロンドン映画祭の記者会見で明かした。
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シリーズ第2弾『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』では、ブノワ・ブランがゴージャスなギリシャの孤島で起きた殺人事件に挑むことに。エドワード・ノートン、ジャネール・モネイ、ケイト・ハドソン、デイヴ・バウティスタらオールスターキャストに加え、豪華なカメオ出演者も登場する。
そしてそんなカメオシーンの一つで、同作にはブノワが“ある男性”と共に暮らしているという描写が。このシーンはブノワがクィアであることを表しているのかと問われたジョンソン監督は、「イエス。彼は明らかにそうです」と断言。ブノワの恋人役の俳優については、「ブノワ・ブランの相手としてこれ以上僕に喜びをもたらしてくれる人は、この世界で彼以外にいないと思う」と語った。ダニエルも「ネタバレはしないけど、あの人と一緒に暮らしたくない人なんているの?」と応じている。『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』は12月23日よりNetflixで独占配信。(編集部・市川遥)