高杉真宙主演『ナニワ金融道』主題歌はウルフルズ!「借金大王」セルフカバー
俳優・高杉真宙主演で、青木雄二氏の金融漫画を映画化する『ナニワ金融道』の予告編が公開され、本作の主題歌が、フジテレビ系で1996年から放送された、ドラマ版のエンディングテーマだったウルフルズの楽曲「借金大王」のセルフカバー「借金大王 V」になることが明らかになった。
大阪を舞台に金融のダークサイドを描く「ナニワ金融道」は、1990年から「モーニング」(講談社)で連載され、1992年に講談社漫画賞、1998年に手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞するなど、熱烈な支持を受ける金融漫画。規制やコンプライアンスが日々厳しくなる今の時代に、アウトローな世界を生きた、昭和から平成にかけた名作の主人公たちから生きるヒントをもらおうと立ち上がったプロジェクト「令和アウトローレーベル」の第1弾作品として再び映像化される。
帝國金融で金融屋として成長していく主人公・灰原達之を高杉真宙が演じ、加藤雅也が灰原を指導する桑田澄男役で出演。帝國金融のナンバー2・高山和夫役の赤井英和、帝國金融の社長・金畑金三役の宇崎竜童のほか、早織、仁科貴、柳ゆり菜、波岡一喜、山西惇、本宮泰風、桜まゆみ、阿部亮平が共演に名を連ね、監督・脚本は藤澤浩和が務める。
予告編は、おなじみの主題歌と共に、桑田(加藤)による、関西弁での取り立てシーンからスタート。「金融業は食うか、食われるかなんや!」と新米金融屋の灰原(高杉)が叱咤される場面と共に、穏やかで情に脆い灰原が、帝国金融で金融屋として成長する姿が映し出される。
本作は全3話からなり、11月25日公開の第1話『ナニワ金融道~灰原、帝国金融の門を叩く!~』を皮切りに、第2話『ナニワ金融道~銭と泪と権利と女~』(12月2日公開)、第3話『ナニワ金融道~大蛇市マネーウォーズ~』(12月9日公開)が3週連続で公開される。(編集部・入倉功一)