今夜21日から平野紫耀主演「クロサギ」スタート!キャラ設定は?
本日(21日)より、平野紫耀主演のTBS金曜ドラマ「クロサギ」(毎週金曜夜10時~※初回20分拡大放送)がスタートする。
本作は、2003年から2013年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、累計発行部数850万部を突破する黒丸・夏原武の同名漫画が原作。2006年に山下智久主演で連続ドラマ化、2008年に映画化もされているが、今作では完結した漫画シリーズを原作にドラマ化。2022年の日本を舞台にしたストーリーが展開する。平野にとってTBSドラマへの出演は、2018年の「花のち晴れ~花男 Next Season~」以来約4年ぶり、主演は初となる。
タイトルのクロサギとは、人を騙し金銭を奪うシロサギ、色恋を餌にするアカサギら詐欺師をだます詐欺師のこと。平野演じる主人公・黒崎高志郎(くろさき・こうしろう)は15歳の時に詐欺によって家族を失い、クロサギに。彼がターゲットとするのは、シロサギ。過去の経験から法律は人を守ってくれないと悟った黒崎は、その怒りを原動力に父を騙した詐欺師・御木本(みきもと)に復讐することを生きる目的にしている。
黒崎の表向きは自らが住むアパートの大家。黒猫のクロを飼っている彼は一見人当たりの良いごく普通の青年だが、過去の出来事から誰も信じず、誰も頼らず孤独な人生を送っている。そんな彼が、さまざまな人間との出会いの中で自らの過去と向き合い、葛藤し、変化していく。シロサギとの心理戦や警察との攻防戦に加え、黒崎が詐欺を仕掛けていく上での多種多様な変装も見どころの一つだ。
ヒロイン・吉川氷柱(よしかわ・つらら)に黒島結菜、詐欺界のフィクサー・桂木敏夫(かつらぎ・としお)に三浦友和。父を騙した詐欺師・御木本に坂東彌十郎、黒崎と意外な関わりを見せていく人たらしの詐欺師・白石陽一(しらいし・よういち)に山本耕史。詐欺事件に執念を燃やし、黒崎と敵対していく警部補の神志名将(かしな・まさる)に井之脇海。脚本を、ドラマ「グッドワイフ」(2019)、「竜の道 二つの顔の復讐者」(2020)などの篠崎絵里子が担当し、演出をドラマ「恋はつづくよどこまでも」(2020)、日曜劇場「DCU」(2022)などの田中健太らが務める。
第1話のゲストとして高橋光臣、松本若菜が出演。高橋は、氷柱の父・辰樹(船越英一郎)を騙す春日公義(かすが・きみよし)に、松本も同じく黒崎のターゲットとなるシロサギ・奥村ひとみ(おくむら・ひとみ)にふんする。(編集部・石井百合子)