菅田将暉、「ミステリと言う勿れ」で主演男優賞!石坂浩二が「天才」と絶賛
「東京ドラマアウォード2022」授賞式が25日、東京プリンスホテルにて開催され、月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で主演男優賞を受賞した菅田将暉が登壇。司会を務めた俳優の大先輩である石坂浩二から芝居を「天才、素晴らしい」と大絶賛されると「今日はぐっすり眠れそうです。よかった」と照れくさそうな表情で語っていた。
「ミステリと言う勿れ」は、田村由美の人気コミックが原作。菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく。
久能に扮した菅田の演技を、石坂が「原作があるのにとても新しい芝居。天才」と絶賛すると、菅田は「もしそう言っていただけるとするならば、僕は素晴らしい原作を正しく伝えるためにはどうしたらいいのかを考えて演じたので、それが伝わったのかもしれません」と謙虚に答える。
さらに石坂から「今の芝居の流れはこれだ! という感じなのかな?」と問われた菅田は「お芝居のことはわからないのですが、この作品はとてもしゃべる部分が多い会話劇がメイン。それを成立させようと思って演じました」と回答。石坂が「本当に素晴らしい。とてもきれいに言葉が伝わった」と称賛を続けると、菅田は「“ちゃんと伝える”というのが今回大きなテーマだったので、よかった。今日はぐっすり眠れそうです」と安堵していた。
「東京ドラマアウォード」は“市場性”“商業性”に焦点を当て、日本人として海外に見せたいと思う魅力あるドラマを表彰するもの。授賞式には吉高由里子(主演女優賞)、オダギリジョー(助演男優賞)、松本若菜(助演女優賞)、満島真之介(単発ドラマ部門優秀賞)、嵐莉菜・奥平大兼(単発ドラマ部門優秀賞)、松重豊(単発ドラマ部門優秀賞)、AI(主題歌賞)らも出席した。(磯部正和)