『グレムリン』を観る前に！知っておきたいこと
映画『グレムリン』が今日16日の日本テレビ系「金曜ロードショー」（毎週金曜夜9時～）にて放送される。放送を前に、本作について知っておきたいことをまとめて紹介する。（編集部・香取亜希）
スタッフ陣は大物ぞろい
1984年に公開された本作は、クリスマスプレゼントのペットが異常繁殖してしまい、町中が大混乱するというパニック・コメディーだ。ホラーやSF作品で知られるジョー・ダンテ監督がメガホンを取り、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める。脚本は、後に『ホーム・アローン』『ハリー・ポッター』シリーズを監督することになる、当時まだ駆け出しだったクリス・コロンバスが手掛ける。
1980年代のアイドルがヒロイン
主人公のビリーにザック・ギャリガン、ヒロインのケイトにフィービー・ケイツがふんする。フィービーは1980年代を代表するアイドル的存在で、日本のCMにも多数出演するなど当時人気を博していた。1989年にオスカー受賞者であるケヴィン・クラインと結婚後、『アニバーサリーの夜に』（2001）を最後に引退した。また、『グーニーズ』（1985）、『スタンド・バイ・ミー』（1986）で知られるコリー・フェルドマンも子役として登場する。
守るべき3つの約束がある
騒動の原因となる不思議な生き物の名前は“モグワイ”。本来は善良でかわいらしい生き物なのだが、3つの約束を守らないと大変なことになってしまう。「光に当てない」「水に濡らさない」「真夜中過ぎに食べ物をあげない」がルール。約束を破ったことで体が分裂し、意地悪で恐ろしい“グレムリン”となって騒動を起こす。グレムリンは分裂した悪い方の名前で、本来の善良なモグワイはビリーの父親によって“ギズモ”と名付けられる。
続編がある
1990年に、続編となる『グレムリン2/新・種・誕・生』が公開された。さらに2013年ごろからリブート企画も進行中で、主人公ビリー役を務めたザックが「第3弾は現代が舞台なんだ。新旧のキャラクターが登場する」と言及したほか、1作目の脚本を手掛けたクリスやスピルバーグもこの企画に乗り気だと報じられた。2017年には、3作目の脚本が完成したことが明らかになったが、その後の情報はない。