吉田美月喜の目力に共演・井頭愛海も感服「引き込まれる」
女優の吉田美月喜が26日、新宿シネマカリテで行われた映画『メイヘムガールズ』の公開記念舞台あいさつに出席、共演者の井頭愛海から「目力に引き込まれる」と称賛された。この日は、神谷天音、菊地姫奈、藤田真一監督も登壇した。
【画像】吉田美月喜、菊地姫奈ら和気あいあい!『メイヘムガールズ』舞台あいさつ
本作は、新型コロナウイルスの影響による文化祭の中止が発表されたその日、超能力に目覚めた瑞穂(吉田)ら4人の女子高生たちがサイキックバトルを繰り広げる物語。観客で埋まった場内を見渡した吉田は、「CGを使った超能力の演出というのは見どころですが、そこに、4人の女の子の細かい気持ちが複雑に絡んでいるのがこの作品。迫力ある超能力と、細かい気持ちの移り変わりも見ていただけたら」と語った。
今月10日に行われた完成披露試写会で、藤田監督からクリスマスにケーキをプレゼントされたというエピソードを明かしていた吉田は「撮影の時の写真を見たら、ケーキの写真が5個くらいあったんです。ちょうどクリスマスの時期だったから、いろんな方が差し入れをしてくださって。毎日のようにケーキを食べていました」と告白。井頭が「1日に2、3個は食べてましたね」と続けると、吉田も「元気いっぱいで。そのおかげで頑張れました」と笑顔を見せた。
瞬間移動を使いこなす女子高生あかねを演じた井頭は、好きなシーンを尋ねられると「クライマックスで瑞穂とあかねが対峙(たいじ)するシーンで瑞穂からガンを飛ばされるんですけど、そのガンの飛ばし具合にすごく引き込まれちゃって。試写で観たときに、くぎ付けになりました」と語ると、吉田は思わず「ありがとうございます」と感謝。さらに井頭は「美月喜ちゃんの目のお芝居も好きで。映画を観ると、そこからパワーが飛んでいるので、皆さんもご注意を」と客席に呼びかけていた。
本当に仲が良く、現場でも和気あいあいだったという4人。藤田監督から「この4人でまた映画を作るとしたどんな映画がいい?」と質問された吉田は「今回の作品では、世の中もハチャメチャになるんですが、今度は地球を救うような映画になれば面白そうだなと思いました」と期待。上映を待つ観客に「すごく和気あいあいとした雰囲気が映画にもすごくよく出ていて、青春時代のワクワクを感じられる作品だと思うので、楽しんでください」とメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)
映画『メイヘムガールズ』は全国公開中