マーベル新作『ブレイド』新監督が決定 よりダークなMCU作品に
マーベル・スタジオ新作映画『ブレイド(原題) / Blade』の新監督が、ドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」のヤン・ドマンジュに決定した。Varietyほか各メディアが報じた。
『グリーンブック』のマハーシャラ・アリが、人間とヴァンパイアの混血として生まれたヴァンパイア・ハンターを演じる本作。当初メガホンを取る予定だったバッサム・タリク監督は、クランクインの約1か月前に降板。プリプロダクション(撮影前の準備作業)は一時中断となり、全米公開日は2023年11月3日から2024年9月6日に延期された。
ドマンジュ監督は1977年フランス生まれ。テレビ業界で経験を積み、2014年公開のサスペンス『ベルファスト71』で長編映画デビュー。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースとタッグを組んだ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」では、製作総指揮とエピソード監督を兼任した。
マーベルは、ドマンジュ監督の就任に合わせて脚本家も変更。現在は、Netflixシリーズ「ボクらを見る目」のマイケル・スターバリーが脚本を執筆している。Deadlineによると、ウェズリー・スナイプス主演の『ブレイド』シリーズほどではないが、過去に製作されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品よりもダークなトーンになるという。(編集部・倉本拓弥)