『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾、ネビュラにユーモラスな一面あり!カレン・ギランが予告
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでネビュラを演じているカレン・ギランが26日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2022」セレブ・ステージに登場し、2023年5月5日に全米公開を予定している第3弾『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3(原題) / Guardians of the Galaxy Vol.3』について語った。
東京コミコン初参加となるカレンは、イベントの一週間前から来日し、日本を満喫していたという。「世界中のコミコンにたくさん参加していますが、東京が一番好き。ここだけの秘密ね(笑)」と笑顔であいさつする。
ネビュラは、機械に改造された真っ青なボディーが印象的だ。カレンは同キャラクターを演じるにあたり、1作目では長い髪を刈り上げた。カレンは「マーベル作品への出演は憧れでしたが、長髪は私のトレードマークでもあったので、別れを告げるのはとても難しい決断でした。それでも、丸刈りにしたのは新たな門出みたいでよかったです」と告白。続く2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では、髪の半分だけそれば十分だったそうで「毎日1時間かけて髪をきつく結び、頭が大きく見えないように(スキンヘッドに見える)キャップを被っていました」と振り返った。
25日に初のホリデー・スペシャルがディズニープラス配信されたばかりの同シリーズは、来年の第3弾で一つの区切りを迎えることになる。半年間かかった撮影はすでに終了しているそうで、「素晴らしい経験でした。本作のネビュラは今までとは少し違います。当たりが強くて怒りっぽい一面はもちろん、ユーモラスな部分もあります。怒りとユーモアのバランスが非常におもしろかったです。ストーリーも美しく、ガーディアンズの最後にふさわしい内容です」
『ガーディアンズ』の撮影現場はとても楽しく、「みんな変わった人ばっかりで(監督の)ジェームズ・ガンが集めてきた変人集団みたい」と表現するカレン。ガン監督は、キャストが演技しやすい雰囲気作りを徹底しているそうで、「セットでは、映画で使用されるサウンドトラックが流れているので、とてもいいムードで撮影ができています」と証言していた。
カレンと言えば、組織から命を狙われる女性殺し屋を演じたアクション映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』も日本で話題となり、多くのファンを獲得した。続編の可能性について質問されたカレンは、「もちろん。撮影も楽しかったし、今まで一番難しいアクションにも挑戦できました。(続編製作は)どうなるかわかりませんが、ぜひ実現させたいし、女性陣みんなで再集結したいです」と意欲を見せていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「東京コミコン2022」は11月27日まで幕張メッセで開催中