映画『イチケイのカラス』主題歌はSuperfly!楽曲入り予告も公開
竹野内豊が主演を務めた連続ドラマを映画化する『映画 イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)の主題歌アーティストが発表され、楽曲入り予告映像も公開された。
【動画】Superflyの新曲はビッグバラード!『映画 イチケイのカラス』予告
『イチケイのカラス』は、青年漫画誌「モーニング」で連載された浅見理都の同名コミックを原作に、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)の裁判官・入間みちお(竹野内)と坂間千鶴(黒木華)のコンビをはじめとする仲間たちの活躍を描く物語。劇場版では、みちおがイチケイを去ってから2年後、瀬戸内に異動となったみちおと、その隣町で弁護士として働く坂間が、イージス艦の衝突事故と大企業の秘密という国を揺るがしうる2つの巨大な闇に挑む。
今回、主題歌がSuperflyの「Farewell」に決定したことが明らかに。今年の紅白歌合戦にも出場するSuperflyによる新曲「Farewell」は、荘厳なゴスペルとドラマティックなストリングス、そしてエモーショナルな歌声が織りなすバラードとなっている。
あわせて、主題歌の一部を収めた予告映像も公開。先日発表されたキャストたちが登場するシーンも収められているほか、事件の闇の深さを感じさせる意味深なセリフや、坂間や登場人物たちの目からあふれる涙など、本編への期待を高める仕上がりとなっている。
本作の監督を務めるのは、映画『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの田中亮、脚本を映画『プラチナデータ』やドラマ「絶対零度」シリーズなどの浜田秀哉。ドラマから引き続きタッグを組む。(編集部・大内啓輔)
コメント全文
・Superfly
映画主題歌としては初めて、叶わぬ想いをモチーフにした曲を書き下ろさせていただきました。叶いはしなかった想いだけど、"大切な人を想う"その気持ちを抱けたことを大事にしたいなと思い、そんな気持ちが昇華されるような祈りの曲をつくりました。どうか映画と一緒に楽しんでいただけたらと思います。
・竹野内豊
Superflyの越智志帆さんとお会いしたのは 13 年前。当時、私が参加していたドラマの打ち上げ会場に来てくださり、スタッフの労をあのパワフルな歌声で吹き飛ばしてくださった。今回、「映画イチケイのカラス」の主題歌で再びご縁があり大変光栄に思います。この混沌とした時代の中、生きていれば色々な試練に直面し、それを乗り越えるため時に立ち止まり考える……。誰もが思い当たる事があるのではないでしょうか。失敗を恐れ、一歩踏み出す勇気が出ない、そんな時に、Superfly さんの優しくて強い歌声に、そっと背中を押してもらえると思います。
・田中亮監督
主題歌を受け取って初めて映像に重ね合わせた時、今作に必要な最後のピースがカチッとハマる音が聞こえました。映画『イチケイのカラス』が目指していた高みに辿り着けた瞬間でした。サビの力強くのびやかなメロディーは、「国家権力」という大いなる壁に立ち向かうみちおに戦う勇気を与えてくれています。優しく紡いだ歌詞のひとつひとつが坂間の心情に寄り添うように歌い上げられて、観客の皆さんの感情を大きく揺さぶるはずです。素敵な曲を作って下さった Superfly さんに本当に感謝します! 映画館を出たあと、「もう一度笑えますように」「明日を生きよう」などの歌詞の意味を噛み締めながら、映画の住人たちの未来に思いを馳せてもらえると嬉しいです。