パク・チャヌク監督最新作、邦題は『別れる決心』公開日も決定!
『オールド・ボーイ』(2003)、『お嬢さん』(2016)などで知られるパク・チャヌク監督最新作の邦題が『別れる決心』に決定し、2023年2月17日に公開されることが決定した。あわせて、メインビジュアルと予告映像が公開された。
【動画】パク・チャヌク監督最新作、映画『別れる決心』60秒予告
本作は、刑事ヘジュンが、崖から転落死した男の妻ソレの調査を開始することから始まる。取り調べが進む中で、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がり、いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める。刑事ヘジュン役を『殺人の追憶』(2003)、『グエムル -漢江の怪物-』(2006)のパク・ヘイル、ソレ役を『ラスト、コーション』(2007)のタン・ウェイが担う。
公開された映像では、山での転落死事件をきっかけに、刑事と容疑者として出会った二人が、疑いを抱きつつ惹かれ合っていくさまが映し出され、「私たちのこと秘密ですよ」とささやくソレの姿も。2人は、“美しくも残酷な結末”に向かって突き進んでいく。
また、公開されたビジュアルでは、手錠で繋がれたヘジュンとソレを見ることができる。控えめに触れ合う指先と交わらない視線に、「疑惑がふたりを惹き寄せ、愛がふたりを引き裂いた」というキャッチコピーが添えられている。
本作は、今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出された。韓国では、公開後に発売された脚本集がベストセラーとなり、決めセリフがSNSで流行。BTSのメンバーであるRMも複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSで報告するなど、社会現象といえるブームを巻き起こしている。(編集部・梅山富美子)