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「アトムの童」最終回で山崎賢人、長ゼリフの山場!“ジョン・ドゥ”コンビに「ロス」

「アトムの童(こ)」最終回より
「アトムの童(こ)」最終回より - (C)TBS

 11日放送の日曜劇場「アトムの童(こ)」(TBS系、毎週日曜よる9時~)最終回で、主演の山崎賢人があらゆるしがらみを超えゲームクリエイターとしての信念を語る山場のシーンを展開。意外な人物を相手に、長ゼリフを含む迫真の演技が注目を浴びた(ネタバレあり。最終回の詳細に触れています。※山崎賢人、山崎努の「崎」はたつさきが正式表記)。

【画像】怒濤の最終回、場面写真

 本作は、ゲーム業界を舞台に、山崎演じる若き天才ゲーム開発者・安積那由他が昔からのファンである老舗玩具メーカー「アトム玩具」の面々と共に成長していくストーリー。かつて大手IT企業「SAGAS」の社長・興津(オダギリジョー)に開発したゲームを奪われ、仲間(柳俊太郎)を死に追いやられてから、興津は生涯憎むべき敵となった那由他と隼人(松下洸平)。再スタートをきったのちも興津はあの手この手で二人の道を阻んできたが、「SAGAS」の株が宮沢沙織(麻生祐未)率いる大財閥の「宮沢ファミリー オフィス」に大量取得され始めたことから事態は思わぬ方向へ。10分拡大で放送された最終回では、「SAGAS」の経営存続をかけた株主総会を前に興津が警察に連行され、混乱に陥ったのちの展開。代表不在で有力な委任状も奪われ勝つ見込みがないなか、興津の意志通り壇上でプレゼンを開始した那由他は、場内で思わぬ人物と顔を合わせることになる。

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~以下、ネタバレあり~

 「SAGAS」内で宮沢の“犬”として暗躍していた裏切者の存在が判明したのち、とりわけ注目を浴びたのが山崎賢人とドラマ第二章からキーパーソン・伊原として登場した名優・山崎努の共演シーン。那由他が最新ゲームのプレゼンをするなか、宮沢に委任状を託したはずの株主・伊原が隼人と共に登場。「モーションキャプチャよりリアルなアトムロイドの特許技術」を鮮やかにプレゼンした那由他に対し、伊原はアトムロイドの技術を認めながらも「ゲームなんかよりもっとためになる使い方があるのではないか」と問う。那由他は悩みながら「俺は気の合う奴とファミレスにいったら時間を忘れて話せます。でも、あなたとは多分30秒ぐらいで話題がなくなってしまうと思う。生まれてきた時代、環境、何もかもが共通することがないから……」と切り出し、本音を求める伊原に「SAGAS」のスタッフとしての立場を超えた持論を披露した。

 そのやりとりの最後には伊原が那由他も想定していなかった衝撃的な事実を告げる運びとなったが、ステージ上と株主席で繰り広げられた緊迫の見せ場に、SNSでは「山崎賢人VS山崎努アツい!」「山崎努さんの重鎮感が凄い」と盛り上がり。伊原によって大きな気づきを得た那由他が「目指すべきゲームの形」へと向かうすがすがしい展開となった。

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 那由他VS伊原の対峙に加え、那由他を裏切ったかのように見えていた隼人のまさかの奇策も見もの。那由他が終盤に隼人に放った言葉が「プロポーズのよう」と話題を呼び、「このコンビが見られなくなるのは寂しい」「またジョンドゥに会いたいです!」「なゆはやコンビ最高!」「ジョンドゥ最強!最高!」とロスを叫ぶ視聴者が続出した。

 なお、山崎は22日より土屋太鳳とダブル主演を務めるNetflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2が配信スタート。命がけの“げぇむ”に強制参加させられる謎の世界でサバイバルを繰り広げる。(編集部・石井百合子)

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