松本潤、10代前半の家康は「楽しんで演じた」 有村架純とかくれんぼ!
2023年1月8日よりスタートする大河ドラマ「どうする家康」(初回15分拡大)の初回試写会が12日、NHKにて開催され、徳川家康役の松本潤、家康の正室・瀬名役の有村架純、今川義元役の野村萬斎が出席。初回では10代前半の家康(元康)と瀬名のシーンが描かれるが、松本は「楽しんでやらせてもらいました」と笑顔を見せていた。
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大河ドラマ第62作目となる「どうする家康」は、ドラマ「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどを手掛けた古沢良太のオリジナル脚本。歴史上の偉人である徳川家康が、群雄割拠の戦国の世に起こるさまざまな出来事に対して「どうする?」と悩みながらも選択していく姿が描かれる。
初回では10代前半の家康と瀬名の出会いが描かれる。どちらも松本と有村自身が演じることでも話題になっていたが、松本は報道陣に向けて「どうでした?」と語り掛けると「数え年齢で13~14歳ぐらい。そんな年齢の人物を演じることなんてそうそうないので、楽しんでやりました。二人でかくれんぼをするシーンもありましたが、ピュアな感じで……。物語の世界観にも助けられましたし、瀬名の明るさ、有村さんの持っている空気感にも助けられました」と撮影を振り返る、
有村も「純粋に楽しもうと思って臨みました。大の大人がワーキャー言いながら森の中を駆け巡るのですが、無邪気にできました。第1話で二人の関係性がトントンと進んでいきますが、しっかりと深さは描かれていると思います」と笑顔を見せると、松本は「周りのスタッフさんもニヤニヤしながら見ていました」と語っていた。
そんな二人の姿に萬斎は「お父さんになったような気持ちで見ていました。しっかりと世界観ができていました。成り立っていましたよ」と太鼓判を押していた。
本作が大河ドラマ初出演となる松本は、タイトルバックで自身の名前が登場したとき「自分の名前が載っているのが嬉しかったですね」と笑顔を見せると「両親が喜ぶな、息子やったぞ! という気持ちでした」と感想を述べる。有村も「わたしも瀬名、有村架純と出たとき身震いしました。嬉しかったです」と大河ドラマの重みを語っていた。(磯部正和)