『すずめの戸締まり』入場者プレゼント第3弾、環のスピンオフ小説に!新海誠が書き下ろし
映画『すずめの戸締まり』の入場者プレゼント第3弾として、12月24日より「小説 すずめの戸締まり~環さんのものがたり~」が全国合計150万名限定で配布されることが決定した。
【画像】素敵!『すずめの戸締まり』で初声優に挑戦した深津絵里
入場者プレゼント第1弾として全国合計300万名限定で配布された「新海誠本」、全国合計150万名限定で配布された「新海誠本2」に続いて配布される「小説 すずめの戸締まり~環さんのものがたり~」。新海誠監督が映画完成後に書き下ろした、すずめの叔母・環のスピンオフ掌編小説となる。
すずめが幼い頃から二人で暮らしその成長を見守り、過保護なあまり口うるさくなってしまう一面もある環。すずめのクラスメイトから「愛が深い」と言われてしまうほどに強くすずめを想う環が、どんな覚悟で幼い頃のすずめを引き取り、ダイジンを追って家を飛び出したすずめを心配し、東京まで追いかけてくるときにどんな気持ちを抱いていたのかが描かれる。映画ではボイスキャストを深津絵里が担当した。
環の小説を書き下ろすにあたり、新海監督は「『すずめの戸締まり』のどのキャラクターたちも、二時間の映画中では描ききれない人生を背負っています。その中でも、環の過去をまず最初に観客の皆さんと共有したいのです。彼女がどのような想いで鈴芽を育ててきたのか──思い出をたぐるような気持ちで、掌編小説を描きました」と環の物語に対する特別な思いを語っている。
また、ドルビーシネマでの上映も決定。全国6館(新宿バルト9、T・ジョイ横浜、MOVIXさいたま、ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX京都、T・ジョイ博多)にて12月24日より上映される。
映画『すずめの戸締まり』は、新海監督の3年ぶりとなる長編アニメーション映画。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く物語。11月11日に公開され、12月11日までの31日間で観客動員数636万人、興行収入85.9億円を突破。3週連続で週末動員ランキングの第1位に立ち、世界199の国と地域で配給も決定するなど、話題を呼んでいる。(編集部・大内啓輔)
新海誠監督コメント
『すずめの戸締まり』のどのキャラクターたちも、二時間の映画中では描ききれない人生を背負っています。
その中でも、環の過去をまず最初に観客の皆さんと共有したいのです。
彼女がどのような想いで鈴芽を育ててきたのか──思い出をたぐるような気持ちで、掌編小説を描きました。
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