湯浅政明『犬王』ゴールデン・グローブ賞ノミネート!
12日、第80回ゴールデン・グローブ賞映画部門のノミネーションが発表され、湯浅政明監督の『犬王』(2022)がアニメーション作品賞にノミネートされた。
同作は、古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に人々を魅了した能楽師・犬王と、呪いにより盲目となった琵琶法師・友魚(ともな)の友情を描くミュージカルアニメーション。湯浅監督をはじめ、野木亜紀子(脚本)、松本大洋(キャラクター原案)、大友良英(音楽)ら豪華クリエイターがタッグ。犬王役でロックバンド・女王蜂のアヴちゃん、相棒の友魚役で森山未來が声をあてている。
日本作品の同部門ノミネートは、細田守監督の『未来のミライ』(2018)以来、4年ぶり。そのほかの作品は『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』、『長ぐつをはいたネコと9つの命』、『私ときどきレッサーパンダ』、『マーセル・ザ・シェル・ウィズ・シュー・オン(原題) / Marcel the Shell With Shoes On』がノミネートされた。(編集部・入倉功一)