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『ワンダーウーマン』第3弾中止、監督が声明発表 一部報道を否定

画像は『ワンダーウーマン』1作目より
画像は『ワンダーウーマン』1作目より - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ワンダーウーマン』第3弾の製作中止報道を受け、シリーズ2作品を手がけたパティ・ジェンキンス監督が現地時間13日、自身の公式Twitterで声明を発表した。

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 製作中止を最初に報じた The Hollywood Reporter によると、DCユニバース(DCU)の再建を図る新会社「DCスタジオ」のジェームズ・ガンピーター・サフランは、ジェンキンス監督が提出した脚本が、彼らの方針にフィットしなかったという。その後、Deadlineは詳細として、監督がスタジオ側とキャラクター展開をめぐり衝突したと報道。The Wrap は、監督がワーナー責任者に「キャラクター展開」の定義が掲載されたウィキペディアのページを送りつけ、脚本リライトの機会を拒否し、企画から去ったとも伝えていた。

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 ジェンキンス監督は「キャリアに関してプライベートなことは話さない人間ですが、不確実なことが広まり続けることは許せないので、真実を書きます」と前置きすると、『ワンダーウーマン』第3弾を先延ばしにすることを避けるため、当初就任していた『スター・ウォーズ』新作映画『ローグ・スクワドロン(原題) / Rogue Squadron』を一度降板していたと告白。「その後、ルーカスフィルムから第3弾を終えた後に戻ってきてほしいと打診されたので、それに合意して新契約を結びました。現在も企画は動いていますが、実現するかどうかはわかりません」と自身の『スター・ウォーズ』新作企画は生きていると明かす。

 第3弾中止報道に関して「報道後、私が第3弾を潰した、私が降板したという閲覧数稼ぎを目的とした記事が出回りはじめました。あれは全部ウソです」と強調したジェンキンス監督。「私は企画から去っていません。お願いされたことは全て検討する人間です。今回に関しては、企画を前進させるためにできることは何もないと理解しています。過渡期を迎えたDCが難しい決断を下すことは私もわかります」とDCスタジオの決断を尊重している。

 自分が携わらない場合でも、ワンダーウーマンに素晴らしい未来が待っていることを願ったジェンキンス監督は、元祖ワンダーウーマン役のリンダ・カーターや、共にシリーズを盛り上げた現ワンダーウーマン役のガル・ガドットに感謝。支えてくれたファンに向けて「私たちはいつもみなさんの姿やその重要性を見ていました。2作品を製作している時、最初に頭に浮かんだのはファンのことでした。あなたたちは最も愛している人です」とつづった。

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 DCユニバース再編について、ガンは先日発表した声明で「一部は事実、一部は半分事実、一部はそうではない。また、一部の情報においては嘘か本当かまだ決めていない部分もある」と説明。今後の計画を明かすには時間がかかるとしながら、「私たちは、全てのステップにおいて全員を笑顔にすることはできない。でも、私たちがは皆さんが大切にしているDCキャラクターやストーリーのために全力を尽くすことを約束する」とファンに呼びかけている。(編集部・倉本拓弥)

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