『グレムリン』キャスト・吹替えは?金曜ロードショーで放送
今夜(16日)に金曜ロードショー枠(日本テレビ系・夜9時~10時59分)で放送される映画『グレムリン』のキャスト、吹替えキャストを振り返ってみた。
1984年に公開された本作は、クリスマスを舞台に不思議な生き物が巻き起こす騒動を描く物語。発明家のランドは息子のビリーへのクリスマス・プレゼントとして、チャイナタウンの骨董店で手に入れた不思議な生き物“モグワイ”を贈る。ビリーは父が“ギズモ”(新製品)と命名したキュートなペットに大喜びするが、その生き物を飼うには3つのルールがあった。一つ目は「水にぬらさないこと」、二つ目は「光を当てないこと」、そして三つめは「真夜中過ぎに絶対に食べ物を与えないこと」。監督は『トワイライトゾーン/超次元の体験』(1983)や『メイフィールドの怪人たち』(1989)などのジョー・ダンテ、脚本は『ホーム・アローン』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズの監督を務めたクリス・コロンバス、製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。
心優しい主人公ビリーは、本作で一躍脚光を浴びたザック・ギャリガン。近年ではホラー映画『ハロウィン・ナイト』(2020)が日本で公開されている。声優は「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨役などの関俊彦。ビリーと親しく、クリスマスにトラウマをもつケイトに、1980年代にアイドル女優として一世を風靡したフィービー・ケイツ。夫は俳優のケヴィン・クライン。声優は「クレヨンしんちゃん」シリーズの風間ママや「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のタチコマ役などの玉川砂記子。
ビリーのおちゃめな父ランドに歌手で俳優のホイト・アクストン。型破りな発想の持ち主だが、発明家としての才能は今一つ。出演作に『俺たちは天使じゃない』(1989)など。声優は「平成天才バカボン」のバカボンのパパ役や手塚治虫作品のヒゲおやじ役などを務めた富田耕生。ビリーの大らかな母に『スタンド・バイ・ミー』(1986)などのフランシス・リー・マッケイン。声優は「銀河鉄道999」シリーズのメーテル役や、オードリー・ヘプバーンの吹替えで知られる池田昌子。
ビリーと仲がいい少年ピートに『グーニーズ』(1985)、『スタンド・バイ・ミー』(1986)などのコリー・フェルドマン。声優は「うる星やつら」のラン役(旧シリーズ)、ウーピー・ゴールドバーグやキャシー・ベイツの吹替えなどを務める小宮和枝。町の嫌われ者・ディーグル夫人に『大統領の陰謀』(1976)、『ミセス・ダウト』(1993)などのポリー・ホリデイ。声優は「それいけ!アンパンマン」のおむすびまん役、『風の谷のナウシカ』の大ババ役などの京田尚子。
チャイナタウンの骨董店店主に「燃えよ!カンフー」シリーズやウディ・アレンの映画『アリス』(1990)などのケイ・ルーク。声優は『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』(1985)のコンピュータ役や『裸の銃(ガン)を持つ男』(テッド・オルソン役)の吹替えに参加した石井敏郎。(編集部・石井百合子)