『アバター2』ケイト・ウィンスレット、7分15秒の息止めで「私、死んだの?」
現在公開中の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で、『タイタニック』以来25年ぶりにジェームズ・キャメロン監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット。夫トノワリと共に“海の部族”を率いるロナルを水中パフォーマンスキャプチャーで演じたケイトは、フリーダイビング(酸素ボンベなしのダイビング)の訓練を経て、7分15秒もの間、息を止めることができるようになった。
【画像】美しい!『タイタニック』時代のケイト・ウィンスレット
このことは2020年にケイトがインタビューで明かして以来、話題になっていたが、自己記録を作った際の映像もちゃんと残っているのだという。ケイトは「水面に上がって来たわたしは、『わたし、死んでいるの? わたし、死んだの?』と言っていた。そして『わたしのタイムは?』って。すぐに自分の記録を知りたがっていたの。そして、『ジム(キャメロン監督)に知らせなきゃ』って」と Total Film にコメント。キャメロン監督は「彼女は全然、負けず嫌いじゃないんだよ」と冗談めかして付け加えている。
なお、キャスト陣は水中パフォーマンスキャプチャー撮影のため、約1年かけてフリーダイビングを学ばなければいけなかったとはいえ、ケイトいわく「まあ、わたしは7分以上も息を止める必要はなかったんだけど」とこの記録はキャメロン監督の要望を大きく上回るものだったとのこと。「ただ記録を作るチャンスがめぐって来ただけ。自分の記録を破りたかったの。その時点で、6分14秒だったんだけどね。わたしは『やってやる!』という感じで、その記録を1分以上更新したってわけ」と堂々語った。(編集部・市川遥)