『マジック・マイク』3弾、3月3日公開！全てを失った元ストリップダンサーのラストショー
男性ストリップダンスの世界の裏側を追ったヒット作『マジック・マイク』の新作が『マジック・マイク ラストダンス』の邦題で2023年3月3日より日本公開されることが決定し、場面写真が公開された。
無名時代にトリップダンサーだったチャニング・テイタムの経験をもとに制作された本シリーズは、第1作が2013年に、第2作『マジック・マイク XXL』が2015年に公開。第3作は、1作目のメガホンをとった『オーシャンズ』シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督がカムバック。元ストリップダンサーのマイク（チャニング・テイタム）の人生をかけたラストダンス＆ショーを描く。
破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていたマイクは、資産家の女性マックスの依頼を受け伝統の街・ロンドンへ。世界中のダンサーと人生最後の挑戦、一夜限りのラストショーに挑む。最大の見どころは、マイクが世界中のダンサーと共に繰り広げる、ラスト30分のダンスシーン。指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちに振り付けや演出を行うストーリーは、映画の世界的ヒットを受け世界ツアーを実施した人気ミュージカル舞台「マジック・マイク ステージ」で、構想・総監督を務めたチャニング・テイタムの実体験に基づくものだという。ソダーバーグ監督は「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」と語っている。
公開された場面写真は、一点目が鍛え上げられた腹筋をチラ見せするマイクと彼にそっと触れる資産家の女性マックス、二点目が若いダンサーの前で2人が披露する情熱的なダンスシーン。サルマ・ハエック演じる資産家マックスは、シリーズ初登場となる謎のキャラクター。どん底だったマイクのダンスに可能性を見出し、彼に最後のチャンスを与えるが、実はマックスには別の目的があった。（編集部・石井百合子）