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『マッドマックス』ジョージ・ミラー最新作『アラビアンナイト 三千年の願い』公開決定

魔人と物語論の学者による、時空を超えた旅
魔人と物語論の学者による、時空を超えた旅 - (C) 2022 KENNEDY MILLER MITCHELL TTYOL PTY LTD.

 ティルダ・スウィントンイドリス・エルバが共演する、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョージ・ミラー監督最新作『アラビアンナイト 三千年の願い』が、2023年2月23日より日本公開されることが決定した。

【画像】ジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

 本作は、イスラムの説話集「アラビアンナイト」をモチーフに、3000年の幽閉から解き放たれた孤独な魔人と、見果てぬ夢を追い求める女性学者とが織りなす、時空を超えた魂の旅の物語。女性とのおしゃべりが大好きな優しい魔人ジンをイドリス、理性の塊のような学者アリシアをティルダが演じる。

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 アリシアはナラトロジー(物語論)の専門家。孤独を愛し、空想の世界に生きていた彼女は、講演先のイスタンブールでお土産に美しいガラスの小瓶を購入するが、フタを開けた途端、中から突然巨大な魔人ジンが現れる。瓶から出してくれたお礼に「3つの願い」を叶えようと申し出るジン。そうすれば彼の呪いが解け自由の身になれるのだが、アリシアはその申し出を後回しに、3000年の時空を超えて、ジンが目にしてきた出来事を追体験していく。

 ミラー監督の劇場長篇10作目となる本作は、A・S・バイアットの短編集「The Djinn in the Nightingale's Eye」を原作に、監督が1990年代後半から映画化を模索してきた。共同製作のダグ・ミッチェルをはじめ、撮影監督のジョン・シール、編集のマーガレット・シクセル、音楽のトム・ホルケンボルフジャンキー・XL)といった、『怒りのデス・ロード』のスタッフが再結集している。(編集部・入倉功一)

映画『アラビアンナイト 三千年の願い』は2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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