板垣李光人「silent」ロスを告白…共演の目黒蓮から刺激もらう
俳優の板垣李光人が24日、都内で行われたアニバーサリーフォトブック「Interlude」の発売記念イベントに登場。取材会では、今週放送を終えた大人気ドラマ「silent」で、主人公・青羽紬(川口春奈)の弟・光役を好演し、姉思いで“理想の弟”として話題を呼んだ板垣が、共演者とのエピソードや最終回を迎えた心境を明かした。
板垣李光人、あどけなさ残る笑顔!アニバーサリーフォトブック「Interlude」より
ドラマ「silent」の撮影を振り返り、板垣は「僕は姉ちゃん(川口)と(紬の元カレの)湊くん(鈴鹿央士)と3人でいることが多かったので、本当に3姉弟のような空気感で、央士くんに(川口と)二人でちょっかいを出したりしていました。仲良くさせてもらっていました」と回顧。
紬と切ない恋愛模様を繰り広げる、聴力が失われてゆく青年・佐倉想役の目黒蓮(Snow Man)については「カメラが回っていないところでも想として生きられているのが伝わって来ました。(撮影の)合間に劇中では使わない手話で先生と会話をされていて、ストイックに役と向き合われている姿にすごく刺激をもらいました」と台本にない言葉も習得していることを明かして敬意を示す。さらに、アイドル好きの板垣は「佇まいというか、オーラが本当に格好いい方でした」としみじみと語った。
最終回は録画して観たそうで、「ラストシーンは台本を読んでいた時から、風間(太樹)監督がどういう風に撮って、どういう風に描くのか楽しみだったので、オンエアを観た時は好きな終わり方だなぁと思いました。すごくよかったです」と満足気。「silent」ロスであることをにかみながら口にした板垣は「昨日も寝る前にずっと『silent』のサントラを聞きながら、ここら辺(胸)がぎゅっと掴まれるような気分になりました」と、まだまだ『silent』の世界から抜け出せない様子を見せた。
3つのテーマごとに撮影が行われたアニバーサリーフォトブックは、10代の飾らない素顔や人生の節目となるハタチの輝かしい瞬間、色気を増していく20代の姿を捉えた渾身の一冊。「200点」と自己採点する板垣は、「写真の並びやデザイン、文字について細かくアイデアを出させてもらって、妥協のない満足のいくモノを作ったので自信をもって届けられます」とアピール。そして、「目黒さんと央士くんにお渡しして観てもらいました、央士くんとは写真集の交換もしました」とうれしそうに報告した。(錦怜那)