「エルピス」今夜ついに最終話！拓朗と恵那が出した答えとは…
長澤まさみが主演を務めるドラマ「エルピス－希望、あるいは災い－」（月曜よる10時、カンテレ・フジテレビ系）の最終話が12月26日に放送。果たして、拓朗（眞栄田郷敦）と恵那（長澤）がどのような答えをだすのか。
「エルピス－希望、あるいは災い－」は、スキャンダルによって転落した元人気アナウンサー・浅川恵那と、若手ディレクター・岸本拓朗が10代女性の連続殺人事件で死刑が確定している松本良夫（片岡正二郎）のえん罪疑惑を追うなかで、再び自分の価値を取り戻していく姿を描く物語。脚本を連続テレビ小説「カーネーション」や映画『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが手掛けている。
第9話では、大門副総理（山路和弘）の娘婿で秘書の大門亨に接触を図った村井（岡部たかし）が、拓朗にジャーナリストを名乗らせて引き合わせた。本城逮捕の最大の壁である大門を排除する作戦に打って出るが、亨が命を落としたという知らせが届く。大門副総理の娘である妻と離婚し、事務所も退職し身ひとつになった亨が、命を懸けて大門に対するレイプ事件“もみ消し”疑惑を告発しようとしていたことを知る拓朗。その死の意味を理解し、言葉を失う。
一方の村井は、亨の正義を踏みにじり、自らの保身のために身内の死をもってすべてに終止符を打とうとする大門のやり方、さらに、権力という名の悪から目をそらし、平然と報道を続けるマスコミのあり方に怒りを爆発させる。「ニュース8」のスタジオに殴り込んできた村井のただならぬ様子を見た恵那は、その真意を知りたいと、拓朗の元を訪ねる。
だが、亨を死に追いやったことに責任を感じ、かつての村井の忠告の意味を嫌というほど思い知らされた拓朗は、恵那の言葉に虚無感といら立ちを覚え、今度こそ、この一件から手を引くと宣言。深い失意と恐怖に襲われる拓朗の言葉に、恵那が出した答えとは……。
「冤罪事件」をテーマに、挑戦的な題材に果敢にチャレンジした内容が話題を呼んでいる本作。眞栄田の存在感も回を重ねるごとに注目を増しているなか、ついに最終回を迎える。その結末はいかなるものなのか、目が離せない。（編集部・大内啓輔）