紅白・大トリの福山雅治、22年は映画も大ヒット!
本日(31日)放送される第73回NHK紅白歌合戦で大トリを飾る福山雅治。2022年は、自身の当たり役となった“ガリレオ先生”を演じる主演映画『沈黙のパレード』が興行収入29.7億円(12月11日時点)のヒットを記録し、映画界も盛り上げた。
紅白は1993年に初出場して以来、15回目となる福山。白組のトリを飾る第73回では、2000年リリースのヒット曲「桜坂」を歌う。
俳優としては、今年3月に公開されたアニメーション映画『映画おしりたんてい シリアーティ』では、主人公・おしりたんていにとって史上最強の敵役となるオリジナルキャラクター・シリアーティ教授の声を務めたことでも話題を呼んだ福山。彼にとって、キャリア屈指の人気キャラクターとなったのが、東野圭吾の人気シリーズに基づく月9ドラマ「ガリレオ」の天才物理学者・湯川学。今年9月には、同シリーズ9年ぶりの新作、3作目の劇場版となる『沈黙のパレード』が公開。柴咲コウ演じる刑事・内海薫とのコンビ復活もファンを喜ばせ、柴咲とのユニット・KOH+も復活。主題歌に新曲「ヒトツボシ」が起用された。
9年ぶりに登場した湯川は、准教授から教授に昇進。本作では、湯川の大学時代からの友人・草薙刑事(北村一輝)をキーパーソンにしたストーリーが展開し、いまだかつてない数のキャストも話題を呼んだ。8月末に行われたジャパンプレミアでは、福山が映画化の話が届く以前に原作を読んでいたことを明かし、「本当に久しぶりだったので嬉しかった」と柴咲との共演を喜び、「湯川を作っている存在が内海であり草薙。掛け合いを経て『湯川ってこうだったよな』と思い出すことができました」と感謝。9月半ばに行われた初日舞台挨拶では続編にも意欲を見せていた。
また10月クールの清原果耶主演のドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」(日本テレビ系)では主題歌「妖(あやかし)」を手掛けた。
なお、昨年に続き紅白の司会を務める大泉洋とは親交が深く、2人のトークにも期待が高まる。(編集部・石井百合子)