ミュージカル「SPY×FAMILY」アーニャ原作インスパイアビジュアルに子役ら歓喜
10日、3月より帝国劇場で上演されるミュージカル「SPY×FAMILY」のミニ会見が行われ、アーニャ役の池村碧彩(6)、井澤美遥(6)、福地美晴(7)、増田梨沙(9)とロイド役の森崎ウィンと鈴木拡樹が出席。原作コミックスの表紙にインスパイアされたアーニャの扮装ビジュアルも披露され、子役らが喜びを語った。
ミュージカル「SPY×FAMILY」アーニャ扮装ビジュアル&ミニ会見【フォトギャラリー】
「SPY×FAMILY」は、遠藤達哉の人気コミックが原作のアクションコメディー。より良き世界のため諜報任務にあたる凄腕スパイ、コードネーム〈黄昏〉(たそがれ)が、極秘任務のため、テレパシー能力を持つ娘のアーニャと殺し屋として活動する妻のヨルと仮初めの家族を築き、互いに秘密を抱えたまま、精神科医ロイド・フォージャーとして二重生活を送る。
アーニャ役には、オーディションを経て4名(クワトロキャスト)が抜擢。新たな扮装ビジュアルでは、モダン家具メーカーのハーマンミラー社(米国ミシガン州)協力のもと、コミックス第2巻の表紙に登場する「ネルソンマシュマロソファ」に座るアーニャを、4人それぞれが再現している。
会見に出席した4名は、ビジュアルについて、「(表紙の)アーニャは上目線なんですけど、(自分は)横目線だから、もう少し上目線ならいいなって思いました」(池村)、「本当に漫画みたいになっていて、すごいなって思いました」(井澤)、「自分がこんな大きなパネルになっていて、まるで有名人になった気分です」(福地)、「みんな漫画のアーニャじゃないのって思うくらいかわいいです」(増田)と喜びのコメント。
またこの日は、4人の「ちちー!」の呼びかけで、ロイド役の森崎と鈴木(ダブルキャスト)も登壇。かわいさあふれるアーニャたちの姿に、2人は「笑顔あふれる明るい会見にすごくハッピーな気持ちです。アーニャの皆さんと作品を作れるのがとても楽しみです」(森崎)、「本当に皆さん明るくて、この年で華がある。稽古場でもこの明るさが支えてくれると思います。それぞれ1回ずつ、個性的なアーニャを楽しんでいただきたい」(鈴木)と満面の笑み。会見では、アーニャの好物でもある高級ピーナッツを4人に手渡す場面もあり、森崎も鈴木も大喜びする“娘”たちにメロメロの様子だった。
本作では、ヨルを唯月ふうかと佐々木美玲(日向坂46)が演じるほか、ユーリ・ブライア役の岡宮来夢と瀧澤翼(ダブルキャスト)、フィオナ・フロスト役の山口乃々華、フランキー・フランクリン役の木内健人、ヘンリー・ヘンダーソン役の鈴木壮麻、シルヴィア・シャーウッド役の朝夏まなとらが出演。クリエイティブスタッフとして、脚本・作詞・演出をG2が、作曲・編曲・音楽監督をかみむら周平が務める。(編集部・入倉功一)
ミュージカル「SPY×FAMILY」公演日程 帝国劇場:2023年3月8日~3月29日/兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール:2023年4月11日~4月16日/博多座:2023年5月3日~5月21日