『レジェンド&バタフライ』タイトルの意味は?
木村拓哉と綾瀬はるかが共演する映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)のタイトルに込められた意味とは?
【画像8点】木村拓哉の信長ビジュアル『レジェンド&バタフライ』より
東映70周年記念作品となる本作は、魔王として恐れられた織田信長と、政略結婚として信長に嫁いだ濃姫の知られざる夫婦の30年間の軌跡を描いた物語。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取り、『コンフィデンスマンJP』シリーズの古沢良太が脚本を手掛ける。
『レジェンド&バタフライ』というタイトルにはどんな意味が込められているのか。“レジェンド”が戦国武将の中で伝説的存在である信長を指していることは明白だ。では、“バタフライ”とは? 綾瀬演じる濃姫は別名“帰蝶”とも呼ばれている。帰蝶の蝶はバタフライなので、つまりは濃姫のこと。そして、信長と濃姫をシンプルに並べることで、本作が二人についての物語であることが強調されている。
悩み葛藤する一人の人間としての信長、戦国の世に生まれながら自由な生き方を夢見た濃姫。政略結婚でありながら、固いきずなで結ばれた2人の30余年を描く作品にふさわしいタイトルだ。なお、バタフライはキーアイテムとして劇中の印象的なシーンに度々登場するので、その姿を探してみるのも面白い。(編集部・香取亜希)