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「どうする家康」幼少期の家康を演じているのは?新作映画では実在の天才の幼少期に

第2回「兎と狼」より
第2回「兎と狼」より - (C)NHK

 15日に放送された大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)第2回で、松本潤演じる松平元康(のちの徳川家康)の幼年期・竹千代を演じた川口和空(かわぐち・わく)。織田信長(岡田准一)の格好の“獲物”としていたぶられ続けていた竹千代のトラウマを目まぐるしく表情を変えて演じて見せ、注目を浴びている。

【画像】かわいい!幼少期の家康

 「リーガルハイ」や「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの人気脚本家・古沢良太が、さまざまな重責を負い選択を迫られる中で成長していく徳川家康の生涯を描く本作。第2回のサブタイトルは「兎と狼」。初回のラストでは主君・今川義元(野村萬斎)を失った松平軍が織田軍に取り囲まれる絶体絶命の状況に。「待ってろよ、俺の白ウサギ……」と不敵な笑みを浮かべる信長、「あれはケダモノじゃ!」とガクガク震える元康の姿が描かれたが、第2回では12年前の2人の出会いが描かれた。

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 元康の父・広忠(飯田基祐)が宿敵・織田信秀(藤岡弘、)による侵攻に苦しむなか、息子の竹千代を信頼する味方である戸田宗光のもとへ避難させることに。しかし、宗光の思わぬ裏切りにより竹千代は人質として織田のもとへ送られてしまう。そこへ待ち構えていたのは、柄の悪い若者・信長(岡田准一)。怯える竹千代に「かわいいのう……白い子ウサギのようじゃ。食ってしまおうか!」とニヤニヤ。それ以来、竹千代は信長の“おもちゃ”となり、地獄の日々が始まる……。

 狼に追い詰められた兎のように弱弱しい竹千代を演じたのは、14歳の川口和空。シーン自体は長くないもの、信長に相撲を強いられては投げ飛ばされる竹千代の恐怖、悔しさ、怒りなどさまざまな感情を見せ、SNS上では「可愛い」「凄い」「松潤にそっくり」など絶賛の声が続々。NHKの相変わらずの子役発掘眼も高い評価を受けている。

 現在14歳の川口は、綾瀬はるか主演の日本テレビ系ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(2017)では広末涼子演じる主婦の息子に。2018年のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」では高橋一生と共演。昨年1月期のTBSドラマ「妻、小学生になる。」ではヒロイン(毎田暖乃)のイケメン同級生を好演。映画では中村倫也演じるIT起業家の幼少期にふんした『サイレント・トーキョー』(2020)や『護られなかった者たちへ』(2021)などに出演。3月公開の映画『Winny』では天才プログラマー・金子勇さん(演:東出昌大)の少年期役で鮮烈な存在感を放つ。(編集部・石井百合子)

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