「今際の国のアリス」こんな死に方だけは嫌だ!最高難度の頭脳戦「てんびん」が恐ろしすぎる
山崎賢人と土屋太鳳がダブル主演を務めるNetflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2(全世界独占配信中※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記))。最高難度の頭脳戦「てんびん」回で、“ぷれいやぁ”(参加者)がゲームオーバーを迎えた際の凄惨な描写が「恐ろしすぎる」と話題になっている(※ネタバレあり)。
【動画】青柳翔、アグニと新キャラ・ヘイヤは名作映画をイメージ
麻生羽呂のコミックを『図書館戦争』『キングダム』シリーズの佐藤信介監督が実写化した本シリーズは、ある日突然、命を懸けた“げぇむ”に強制参加させられる謎の世界“今際の国”で目覚めた人々の果てしないサバイバルを描くストーリー。シーズン2ではアリス(山崎)、ウサギ(土屋)らが過酷さを増す“げぇむ”をクリアしながら、“今際の国”の正体に迫っていく。
~以下よりネタバレ含みます~
“今際の国”ではすべての滞在者に期限を示す“びざ”があり、期限までに“げぇむ”に参加してクリアしなければ抹殺される設定となっている。“げぇむ”には、スペード(肉体型)、ダイヤ(知能型)、クラブ(バランス型)、ハート(心理型)と4種類のタイプがあり、シーズン2・エピソード6では最高裁判所を舞台に、ダイヤ(知能型)の最高レベル「てんびん」が展開。ダイヤのキングであるクズリュー(阿部力)と、チシヤ(村上虹郎)、元の世界でこの世の不平等を目の当たりにしてきた二人の舌戦を通し、クズリューが「計りたがっているモノ」が浮かび上がっていく。
「てんびん」の参加者は5人。制限時間3分の間に0~100の中から数字を一つ選び、全員が選んだ数字の平均値に0.8を掛けた値に最も近い数字を選んだ者が勝者となる。勝者以外の4人が1ポイントずつ減点となり、減点が10ポイントに達した時点でその参加者はゲームオーバー。最後に生き残った一人がゲームクリアとなる。
参加者たちはテーブルを囲むように配置され、頭上にはてんびんが吊るされている。てんびんには参加者が負けるごとに硫酸が徐々に注がれていき、減点が10ポイントに達した時点であふれ出した硫酸を浴びてゲームオーバーになる仕掛けになっている。参加者は座席に固定されているため決して逃れることはできない。硫酸が一滴、二滴としたたり落ちるたびに敗者はもだえ絶叫し、残った者たちはその一部始終を見届け震え上がる。キャストたちの迫真の演技も相まって、一人また一人と無残な末路をたどる様子に、視聴者から「この死に方だけは嫌だ」「今までで一番きつい」「恐ろしすぎる」「夢にみそう」と戦慄の声が上がっている。
「てんびん」回のキャストに、村上、阿部のほか橋本じゅん、佐津川愛美、兼松若人。なお、硫酸は原作では王水(金も溶かす酸化力、腐食性の強い液体)となっている。(編集部・石井百合子)